喧嘩のちカツ丼
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
##NAME1##の2発の弾がまた子の弾とぶつかり、凍らせ、パリィンと割らせた。
皆が驚いてる間も##NAME1##はまた子の拳銃を撃ち、凍らせた。
「Σッ!?ヒッ!」
咄嗟に拳銃を離し、拳銃は屋根に落ちてパリィンと割れてしまった。
「・・・・・・な、なんなんスか、アンタ・・・」
まるでこの世のものとは思えないような物を見るような眼で見るまた子。
そんな視線も気にせず、それとも慣れているのか無視して##NAME1##は神威と男に視線を向ける。
2人は初め眼を見開いて驚いていたが、興味が出たようにニヤッと笑った。
「ますます面白いね、本気で俺のものにしちゃいたいくらい」
「じっくり話させて貰うぜ」
構える2人につられ##NAME1##も構える。
そこへ、
『おーいそこで喧嘩してる不良どもー。今すぐ喧嘩は止めなさい、さもないと撃つぞ~』
やけに間延びした声が聞こえ、一斉にそちらに視線を向ける。
すると何かが飛んできた。
バズーカの弾だ。
「へ?」
――チュドォォォォン!!!
「Σゥオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!??」
弾は##NAME1##達に直撃せずに済んだが爆風によって吹き飛ばされた。
「オイイイイ!!!!!撃つぞと言っておきながら撃ってきたじゃねぇぇかアアア!!!!!!!!!?」
飛んできた方に向くと、三台のパトカーがこちらに向かって来ている。
「晋助」
声のした方に振り向くと今度は青みが掛かった黒髪にサングラスを掛け、三味線を背中に負わせてる男が立っていた。
・・
「どうやら住民が奴等に通報したらしい。
ここは一旦引くでござる」
「・・・・・・そうだな」
「何、逃げちゃうの?アレ全部殺しちゃえば良いじゃん」
「いや、まだ奴等とは殺り合いたくねぇし、まだその時じゃねぇ。引くぞ」
「・・・へいへい」
男達が路地裏に入ろうとした時神威が##NAME1##に向き直った。
「じゃあまたね##NAME1##。次会ったらまた殺り合おうね。そん時は必ず俺のものになってもらうよ」
「うわ~、それは勘弁してほしい。
(出来れば二度と会いたくねぇ)」
「ま、街中で会わねぇことを祈るんだな。
あっ、そういえばまだ名乗って無かったな。
俺は高杉晋助だ。必ずお前を手に入れて見せる」
真っ直ぐ見つめ、宣言する男――高杉晋助に##NAME1##は苦笑いした。
そして高杉達は姿を消した。
「はあ゙あ゙ぁぁぁ~~~・・・・・・ったく、何だったんだ一体?」
高杉達が消えていった方を見ながら深々と溜め息を吐いた。
「おい」
「ん?」
声を掛けられ振り向けば、そこに先程のパトカーが到着し、数人が降りていた。
皆黒い制服に身を包み、中には茶髪にバズーカーを抱えてる神威と同じくらいの青年や黒髪にくわえタバコの男の制服は他の人たちと違った。
##NAME1##に話しかけたのはくわえタバコの男。
振り向く今の##NAME1##は雨に濡れて妙に色っぽく、男はそんな##NAME1##にドキッと胸が高鳴ったが1つ咳をし、
「ちょっと屯所まで来て貰うぜ」
「・・・・・・・・・は?」
そう言われ、またしても##NAME1##の思考は停止した。
.