喧嘩のちカツ丼
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
さっきまで晴れていた空は曇り、ポツポツと雨が降りだした。
歩いていた人達は雨宿りか、はたまた神威と##NAME1##の喧嘩と言う名の乱闘から避難しているのか誰も歩いていなかった。
神威が蹴りを入れてくれば受け止め、##NAME1##が正拳を入れれば避けられ、かれこれ10分は続いていた。
突然神威が攻撃を止め、唐突にこんなことを言ってきた。
「なかなかやるね。気に入っちゃったよ。
ねぇ##NAME1##、もし俺が勝ったら俺と付き合ってよ」
「は?付き合う?何処にだ?」
「いやそっちの付き合うじゃなくて、俺と一発ヤるようなそんな関係になってほしいの」
「やる?何をだ?喧嘩なら今やってるだろ」
「君さ、よく周りから天然だの鈍感だのって言われない?」
神威の告白に##NAME1##は気付かず?マークを浮かべる。
そこへ背後から気配を感じ##NAME1##は振り向き様に後ろに退いた。
黒髪に短髪、左目を包帯で巻き、女物のような着物を着ている男がそこに立っていた。
##NAME1##は神威の方に気を配りながらも男の方にも構える。
「おい、こんな道のど真ん中で何喧嘩おっ始めてんだよ?
あれほど目立つような行動は取るなって言っただろ」
「ごめんごめん。面白いのを見つけちゃってさ、つい足が出ちゃった」
神威と男が親しく話す為仲間だと##NAME1##は感じ、男の方に視線を向ける。
男も##NAME1##に視線を向け、上から下までじっくり見る。
そして口端を持ち上げニッと笑い出した。
「へぇ、なかなかの上玉じゃねぇか。
寄越せ、そいつは俺が貰う」
「・・・は?おいいきなり何を・・・」
いきなりのことを言ってきた男に##NAME1##は一瞬思考が停止してしまった。
「ちょっと待てよ。先に眼を付けたのは俺だぜ。だから##NAME1##は俺が頂くの」
「いやだから何言ってんだよお前、つか頂くとかわけ分かんねぇよ」
「へぇ~##NAME1##って言うのか。だったら先にそいつを倒した方が手に入れるってーのはどうだ?」
「だから何勝手に決めてんだよテメェ等!?」
「もちろんそのつもりだよ」
「だぁから勝手に決めてんじゃねぇっつってんだろ!!俺の意思は無視かっ!?」
神威に向かってツッコミを入れる##NAME1##。
そしてその隙に男は持っていた日本刀を抜刀し、##NAME1##に横から斬りかかってきた。
男の殺気に気付いた##NAME1##は足の裏で刀を受け止めた。
「チッ!この―――!」
もう片方の足で跳躍し、刀を飛び越え地面に着地。
直ぐ様男に向き、男の首目掛けて蹴りを入れようとした。
「―――Σっ!!」
――ドンドンドンドンッ!
どこかからか、別の殺気を感じた##NAME1##はその場を離れた。
すると先程##NAME1##がいた位置に流れ弾が飛んできた。
.