俺、ちゃんと帰れるのかな・・・？(遠い目)




　 †喧嘩のちカツ丼†




「・・・ん？」



眼を開けると真っ青な空が眼に入った。


空にはUFOみたいな飛行物体が飛んでいる。


あぁ俺横になっているのか、と呑気に##NAME1##はそう思い、体を起こした。


ぐっと伸びをして辺りを見渡すと、可笑しいことに気付く。



「え？何で俺、外で寝てたんだ？つか、どこだここ？」



空には見たこともない飛行物体があり、辺りを見渡せば時代劇とかで見る長屋があった。


ふと、一本の道に気付き、そこに入っていく。


そこを抜けると大きな道に出て街にたどり着いた。


スーパーらしき店もあるがどこが時代劇っぽく、歩いてる人達も髷をしていたり着物を着ていたりと、やはりどこが時代劇に見えた。



「へぇ～、こんな場所があったんだ」



普通知らない場所に動揺し不安になるところだが、そんなのには慣れっこしているのか##NAME1##はそんなことにちっとも動揺せず、ましては不安すらなかった。


歩いて行けば知ってる道に着くだろうと呑気に考え、##NAME1##は歩き始めた。


どんどん歩いて行けば見慣れないものばかりが眼に入っていく。


時代劇っぽくすればいいのに所々現代のが交えていて分からなくなってくる。


そろそろ見知った場所に着くか街の外に出てもいい筈なのになかなか見えない。



「・・・仕方ねぇ、ドクターに連絡して聞いてみるか。

・・・・・・後が怖いけど」



あとの報酬(という名の何かの実験体orボロ雑巾に扱われる雑用)のことを思うとものすっごく憂鬱になるが仕方無く、携帯を手にディスプレイを見開いたのと同時に##NAME1##の横を雨も降ってないのに傘を差した人が通り過ぎて行った。



瞬間、




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