ドレスアップ=メロメロ
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――バタン!
「Σっ!?ココ!?」
ジャンプして見ようとしていたココが、突然尻餅を付いてしまった。
顔を真っ赤にし口元に手を当てて、目を見開いている。
ココは超視覚の持ち主の為そこに何があったのか見えたらしい。
そんな突然の異変にトリコ達は心配する。
「どうしたんだ!?顔真っ赤だぞ」
「・・・・・・・僕は、夢でも見ているのか?
あんな、美しい女性がいるなんて・・・//////」
ポツリポツリと話すココに、OVERは「まさか・・・」と呟き人垣を退けて前へと進んで行った。
トリコ達もOVERに続いて人垣を退けて前に進んで行く。
そして一番前に辿り着き、そこで彼らが見たのは・・・
足首辺りまである真紅のドレスに身を包み高さのある真っ赤なハイヒールを履き、首にシンプルなネックレスを、片方の手首には十字架のブレスレットを付け、顔にうっすらと化粧を施された##NAME1##がそこに立っていた。
「「「―――――っ!!!!!!//////」」」
あまりの美しさに周りの客達やウェイター、そしてOVER達誰もが息を飲み、顔を真っ赤にして見惚れた。
そんな視線に全く気付いてない##NAME1##は若干不機嫌そうな顔で周りをキョロキョロとしていた。
そしてある一点に向けるとそちらに向かって来た。
OVER達の元に。
「やーっといた!もう俺だけ別室に行かされて着替えさせられるわ化粧されるわ、あーなんかもう疲れた、帰りてー」
口調は相変わらずだがそんなこと右から左へと流していき、皆唖然と見惚れていた。
「?おいどうかしたのか?やっぱこの格好変か?」
「い、いや全然っ!!全く変じゃねえ!!!
ただその・・・」
「?なんだ?」
「あ、いや、・・・・・////」
綺麗すぎる、と言えずOVERは##NAME1##から視線を外した。
「?大丈夫かOVER兄?」
「あ、あぁ平気だ」
「な、なぁOVER、誰なんだ?知り合いなのか?」
先程から親しげに話す二人にトリコが訊いてきた。
「あ?あぁこいつは・・・」
その時、
「・・・・・##NAME1##ちゃーーーーーーーーん!!!!!!!」
――ガバァ
「「「「「「ΣΣΣ!!!!!!??」」」」」」
「うおお!!?ギガ!!テメェ抱き着くなっつってんだろ!!!」
石のように固まって見とれていたギガが突然弾かれたように##NAME1##に抱き着いた。
当然##NAME1##は剥がそうとするが、ギュッと力を入れて抱き着いている為なかなか剥がすことが出来ない。
「##NAME1##ちゃん可愛すぎるじゃん。もう俺と結こ・・・」
――ビュッ
「Σ!危なっ!!」
ますます抱き着くギガに何かが飛んできたが、寸のところで気付きかわした。
その隙に##NAME1##はギガから離れた。
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