猫耳パニック
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「だからやめろって言ってんだろテープ野郎!!!」
――バキッ!!
「Σギャブッ!!?」
いつまで経っても触ることをやめないねんちゃくにOVERの回し蹴りが見事ねんちゃくのこめかみにヒットした。
ようやく解放された##NAME1##は涙目になり、よろけながらもOVERのところによった。
「お、OVER兄ィ~~~」
「・・・だ、大丈夫か?」
「んっ」
紅潮した頬に涙目で見上げる##NAME1##にOVERは一瞬良からぬことを考えそうになったが正常心を保ち、安心させるように##NAME1##の頭を撫でた。
気持ち良いのか、OVERの頭撫で撫でに甘える##NAME1##。
本物の猫のように。
「イテテ・・・・・・OVER!!テメ蹴るこたぁねぇだろ!!?」
「Σっ!!」
ねんちゃく復活に##NAME1##はOVERの背中に隠れた。
その時、服の中に入れといた尻尾が出てきてしまった。
が、誰も気付いてない。
が!運悪く、あの男がとうとう意識を取り戻してしまった。
「イタタタ・・・・・・・・・##NAME1##ちゃん酷いじゃん」
そうすっかり忘れられてたギガです。
もちろんギガはこの時までずっと気絶していた為##NAME1##に猫耳尻尾が生えてることを知りません。
そしてギガが今いる位置は##NAME1##の後ろ辺りです。
手をさ迷わせていると何かに当たりました。
・・・##NAME1##の尻尾に。
「?なんだコレ?」
尻尾を軽くクイッと引っ張ると・・・
「ΣΣフニャァア////!!?」
「「「「ΣΣッッ!!?」」」」
突然の猫のような艶っぽい声に何が起こったのか分からず、一斉に##NAME1##の方を振り向きました。
##NAME1##はというと突然の刺激に何がなんだか分からずOVERの服を握って耐えていました。
「な、な、に・・・?」
「え?何?今の色っぽい声出したの##NAME1##ちゃん?」
「ギガ!?テメッ、止め、ろ!は、離せっ!!!」
「えーーー。とは言っても今の##NAME1##ちゃん可愛くてもっといじめたくなるじゃん##5X##」
顔を赤らめさらに涙目を増した##NAME1##は誰が見ても扇情的であり、ギガが先程の仕返しと言わんばかりに意地悪く笑った。
だがそれがいけなかった。
「(ブチッ!!)」
突然何かが切れる音がした瞬間、店全体を囲むように空中に無数の拳銃が具現化された。
その拳銃の数を見た彼らは##NAME1##の手元をバッと見た。
##NAME1##の手には愛銃が握られていた。
「ちょ、ちょっと待て##NAME1##!!俺まで巻き込むな・・・」
兄の声も虚しく妹は奥義を発動した。
「記憶消えろーーーーーー!!!!SHOT真拳超超超絶奥義 記憶抹消(メモリーイレイス)ショットォ!!!」
――ズドドドド!!!
「「「「「「ΣΣΣギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」
ねんちゃくにギガにハレクラニ、そして巻き添えと言うか関係の無いOVERや店の客に店員に店長全員に##NAME1##は怒り爆発の奥義をお見舞いし、店から悲鳴が響き渡った。
翌日、##NAME1##の頭やお尻辺りから猫耳と尻尾が跡形もなく消えて無くなり##NAME1##は大喜びした。
そしてあの店にいた全員は##NAME1##の奥義を食らった為、##NAME1##の猫耳尻尾の姿が頭の中から消え去った。
が、何か忘れちゃいけないことを忘れているような、と必死に思い出そうとする奴がちらほらいたとか。
END