花飾りの思い出
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それから少女にせがまれ##NAME1##とビトは暫くそこにいることにした。(丁度休憩するところだったので了承した。)
##NAME1##は花畑に腰を下ろし、少女とビトは遊んでいた。(とはいっても少女が一方的に嫌がってるビトに構ってるだけだが。)
そんな一人と一匹(?)の光景に##NAME1##は自然と頬を緩む。
空を仰いだり泉の水を飲んだりしていると少女が一人で何かをしていることに気付いた。
ようやく解放されたビトはくたくたな状態で##NAME1##のもとへ戻ってきたので訊いてみる。
「?ビト、あの子どうしたの?」
【知らね。急に何か思い付いたらしくてよ】
「ふーん・・・」
すると、少女が何かを持って##NAME1##達のところにやって来た。
「はい!これあげる!」
「?」
少女の持っている物に首を傾げ、そして少女は持っている物を、1つは##NAME1##の頭の上に、もう1つをビトの首にかけた。
「・・・これは?」
「花かざりだよ!!」
嬉しそうに言う少女に対し##NAME1##は壊れないよう花飾りで出来た花の冠を頭から取って珍しいものを見るように見て、ビトは明らかに不機嫌な表情で首にかけられた花の冠、否、首飾りを乱暴に取った。
【っざけんな!!!何かけてんだクソガキィ!!!?】
「えー?似合うよ二人とも」
【##NAME1##は似合うが俺が似合いわけねえだろーーー!!!!!!】
ワーワーと騒ぐ一人と一匹(?)だが、しかし##NAME1##はその花の冠を暫し見て無言でいる。
そんな##NAME1##の様子に少女が不安げな表情を見せる。
「・・花のかんむり、嫌いだった・・・?」
泣きそうな顔の少女に##NAME1##は優しげな笑みを浮かべて少女の頭を優しく撫でる。
「ううん。そんなことないよ。
ただ僕のために花の冠を作ってくれて嬉しかっただけだから。
でも・・・」
そう言うと##NAME1##は花の冠をそっと少女の頭にのせた。
「こういうものは、女の子の方が似合うよ。
特に、君はね」
微笑む##NAME1##を見とれて、少女は嬉しそうにふわりと笑顔を作って笑った。
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