暗黙のルール作成
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「・・・いや、その・・・わ、悪かったって・・・」
「お、おお俺たちもちょっと暴れすぎたっていうか・・・」
「へ、部屋なら俺たちが掃除しますから・・・」
「・・・ご、ごめん・・・」
「早く##NAME1##になれよテメェ」
「「「「ΣΣΣ何場違いなこと言ってんだこのバカァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」
みんながどもりながらもそれぞれ謝ったり言い訳してるなか、空気が読めなかったのか空気を読まなかったの空気を読む気がなかったのか、今この状況で一番相応しくない台詞を破天荒はめんどくさそうにさらりと言った。
最初から許すつもりがなかったのか破天荒の態度なのかは定かではないが、##NAME2##は無表情で小刀を鞘から抜き、冷たい眼をボーボボたちに向け、静かにはっきりと言う。
【覚悟、出来ているんだろうな・・・】
「わぁああーーー待て待て待てっ!!!!
早まるな##NAME2##!!!!」
「子分の不祥事は俺の責任!!代わりに天の助をボコボコにしてくれ!!!」
「Σ何さらりと俺に押し付けてんだテメェェエエ!!!!!!?」
必死に宥めようとするが全く聞く耳を持たず、小刀を構える。
そして、彼らの悲鳴が夜の野原に高く高く響き渡り、小一時間続いたのだった。
***
【・・・全く】
制裁を与え終えた##NAME2##は別の部屋に移動した。
【風邪気味の癖に、無理して掃除なんかするんじゃねぇよ・・・】
目の前の誰かに言ったわけではなく、もう一人の自分に愚痴をこぼした。
##NAME2##には闇の力があるため回復力が強い。なので風邪が治るまでこの身体のままでいて、治ったら##NAME1##に戻ることにした。
【(・・・・・この身体で眠るのは、何時以来だろうか・・・
・・・この身体で横になるのは、何年ぶりなのだろうか・・・)】
横になり、眼をそっと伏せた。
そして間もなくして、##NAME2##から静かな寝息が聞こえ始めた。
翌朝、##NAME2##から##NAME1##に戻った。
『ん、ん~~・・・・・・あれ?あたし、何時の間に寝ちゃったんだろ・・・?』
確か寝る前にボーボボたちが暴れていて、それで・・・どうしちゃったんだろ?と頭に疑問を浮かべながらも寝間着から着替えてみんなが居る所に向かった。
『(あっ、そういえば頭がスッキリなような・・・やっぱ寝不足だったのかな~)』
どうやら風邪は治ったらしい。
そして扉を開けて元気に挨拶をする。が・・・
『おはよー・・・って!ボーボボ!首領パッチ君!ヘっくん!天の助君!破天荒さん!どうしたのその怪我!?』
そこには全身包帯をぐるぐる巻きにされミイラ化したボーボボたち(ビュティ、ソフトン除く)が居た。
##NAME1##が声をかけた瞬間彼らはビクッ!!と肩を震わせた。
「い、いや!べべべべ別に!!な、何でもないよ!!!なあ!?」
「お、おうよ!!!ホント、なんでもないから!!!!」
『・・・本当に・・・?』
##NAME1##の問い掛けに彼らは首が千切れるんじゃないかと思うくらい頷いた。
『・・・ならいいんだけど・・・』
心配な表情をする##NAME1##とは反対に彼らは怯えていた。
そして彼らの中に暗黙のルールが出来た。
[##NAME1##をブチギレさせるべからず!!]
終わり