華逅埜姫
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
詩「『火鼠の皮衣』です。どうぞ受け取ってください」
##NAME1##「ふーん。
本物かコレ?」
詩「はい。本物でございます」
##NAME1##「うーん・・・ちょっと試したいことがあるんだがいいか?」
詩「え?なんでしょうか?」
ナ「かぐや姫は火鉢に『火鼠の皮衣』を入れ、衣に火を付けました、っておい、ライター使うな、しかもジッポーかよ。
せめてマッチ使え。
あー、すると火はメラメラ燃え上がり衣はすぐに火に飲まれました。
普通その時点で燃えるが、衣は全く燃えません」
##NAME1##「・・・おいおい、マジかよ」
詩「ね、言ったでしょ。
これで僕と結婚してくれるよね」
##NAME1##「ん?ちょっと待て。なんだ?」
ナ「何かに気付いたかぐや姫は衣をまじまじ見た。
すると、ん?皮が焼けて、て、ああ!!皮が焼かれそこには『火鼠の皮衣』と書かれたゴシック体が出てやがった!!!
どうやら『火鼠の皮衣』のゴシック体に皮が被っただけみたいだな」
##NAME1##「よってダメ」
詩「そ、そんな~~(ガックリ)」
ビ「かぐや姫、『竜の首の玉』だ。受け取るがいい」
##NAME1##「・・・なんか、筋っぽいのがあんだけどなんだコレ?」
ビ「途中嵐にあったんだ。その時にでもついたんだろ」
##NAME1##「嵐にあっただけで簡単に傷がつくか?
・・・それ本当に本物か?」
ビ「なっ!?疑うのか!?」
##NAME1##「嵐にあったんならさー、お前怪我してる筈だよな。なんでお前無傷なんだよ?」
ビ「(Σドキッ!)
そ、それは!俺が強いからだ!!」
##NAME1##「答えになってなくね?
なんか怪し・・・」
パカッ
##NAME1##「え?」
ビ&ナ「あっ」
ナ「・・・えーっと・・・かぐや姫が『竜の首の玉』に触れた途端玉が二つに割れました。
てか・・・それガチャポンじゃねぇか!!!
しかも中身が竜のフィギア!!?!!」
##NAME1##「偽物じゃねえか!!」
ビ「チッ!いけると思ったんだか」
##NAME1##&ナ「いけるか!!!!!」
ヘ「・・・・・・・・」
##NAME1##「えーっと・・・確かお前は『燕の子安貝』を頼んだったよな・・・てかどうしたそのたんこぶ?」
ヘ「はい。実は・・・・・・
『燕の子安貝』の噂を聞き付け、一番高い木にある燕の巣のところまで登ったまでは良かったのですが、親燕が攻撃してきて、巣の中に手を突っ込んで子安貝を手に入れて喜んでいたら足を滑らせて頭から落ちたんです。
しかも子安貝かと思ったら燕の糞だったんです・・・もう最悪・・・(泣)」
##NAME1##「なんか普通(物語通り)すぎてつまんないな」
ナ「そこはよー、自分なりにアレンジするとかよー、ちったぁ工夫しやがれ」
ヘ「ΣΣΣあれ!!?俺悲惨な目に会ったのに、何この扱い!!?酷くねっ!!?」
ナ「こうして五人の貴公子どもの策略は失敗したが、かぐや姫との結婚は諦めず、毎日求婚を申し込みました。
かぐや姫はそんな貴公子どもを無視したり聞き流したりしました」
.