子ンデレラ



平「翌日、お城から側近の人がガラスの靴をクッションに乗せてやって来ました」


ウ「このガラスの靴の持ち主を探しているのだが、いないか?」


べ「さあ?
そんな小さなガラスの靴を履く娘は居ないわよ。
ねぇ?」


キ「あぁ。アタイたちがそんな小さなガラスの靴が履けるわけないだろ」


ジョ「えぇ」


平「義母と義姉はそう答えました。
が、そこへシンデレラが・・・シンデレラが・・・・・・・・ってあれ?ここでシンデレラが出てくる筈なんやけど・・・」



バンッッ!!!



コ「ゼェ・・ハァ・・・ゼェ・・ハァ・・・」


平「Σおおっ!?どないしたんや!?そない息切らして!」


コ「ハァ・・ハァ・・・で、出番だから、下に向かおうとしたけど、部屋に鍵が、か、かかって・・・
急いでキック力増強シューズに履き替えて、ボール射出ベルトを、付けて、
ゼェ・・ハァ・・ボールを出して蹴って、慌てて階段かけ降りたんだよ・・・ゼェ・・ハァ・・・」


平「お、おお・・・その疲れがよう見えるわ」


べ「ちょっと、何で出てきちゃったのよ!貴方が出てきちゃったらあのガラスの靴の持ち主が貴方だってことがバレちゃうじゃない!」


平「Σいやなんでアンタあのガラスの靴の持ち主がシンデレラって分かんねん!?」


ジョ「駄目よ!コナンく・・・シンデレラがあのガラスの靴がピッタリ履けたらお城に連れていかれるんでしょ!?
シンデレラはね、これからもずーっと私たちと一緒に暮らすのよっ!!」



バンッ!!!



ジ「何勝手なことを抜かす?シンデレラは俺と結婚して俺の妻になるんだよ!リアルにな!!」


平「ΣΣ王様出てきたーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんでもってお前も何勝手なことを言っとんじゃーーーーー!!!!!
しかも今サラリととんでもないこと言い寄ったよコイツ!!?」



バンッ!!!



赤「妄想に入ってるところ失礼するが、シンデレラは俺と将来を誓い合うって約束する予定なんだよ。
勝手なことを言ってシンデレラを困らせるな」


平「ΣΣ魔法使いも出てきたーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
そんでもって誓い合う予定かいっ!!?
んでもってアンタが一番シンデレラを困らしとるぞっ!!」


ジ「お前はでしゃばりすぎなんだよ赤井秀一。魔法使いは最初の方だけ出てきて後はもう出てくるな、寧ろ永遠に出てくるな」


赤「お前こそ王様のくせに出すぎじゃないのかジン?お前こそ舞踏会のところだけ出て来て後は出てくるな、寧ろ来世まで出てくるな」


ジョ「だーかーらー。シンデレラは私とこれからも毎日風呂に入ったりご飯食べたり一緒に寝たりするの!何で分からないのかしら!?」


キ「何がこれからもだよ!?アンタがシンデレラと一緒にご飯を食べたりしたこともないだろ。一人占めしようたってそうはいかないよ」


べ「ホント困った子達ねぇ。シンデレラは私とこれからずっと一緒だって言うのに」


平「・・・ギャーギャー言い合う王様と魔法使い、義姉と義母。もう完全にシンデレラの意思は無視やなコイツら。

っと、そこへ王子様がやって来ました」


哀「ねぇ、さっさと終わらせたいから早くガラスの靴を履いてくれない?」


コ&平「Σいやそれ言っちゃ駄目だろっ!!!」


哀「いいから履きなさいっ!!」



カポッ



ジ&赤&ジョ&キ&べ「あっ」



平「王子様はシンデレラの片足を持ち上げ、ガラスの靴を履かせました。

強引すぎるやろ」


哀「はいピッタリね。

昨夜ガラスの靴を落としたのは貴方ですね」


コ「は、はい・・・」


哀「よろしければ私と結婚してください」


コ「よ、喜んで・・・!」


平「よしよし。こうしてシンデレラは王子様と結婚し、幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたs・・・」


ジ「てことはシンデレラは城に住むってことだな。
よし、これで思う存分・・・フッフッフッ・・・」


平「・・・じゃなかった。シンデレラは毎日王様に追いかけられヘトヘトになり前の暮らしの方がマシだと思いましたとさ。

めでたしめでたし」


コ「コレめでたくなくねっ!!!!!!!!!??」




終わり##5X##





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