どんな風に楽しむ?ワクワク学園祭☆
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「あっ、ボボ八先生!おはようございます!」
「おう、おはよう。昨日も夜遅く残っていたが大丈夫か?」
「はい。
ボボ八先生は、その、今日は校内を見回るんですよね?」
「そうなんだよね~。
メンドクサイったらありゃしない」
「・・・そうですか」
どこか寂しげな顔をする##NAME1##に、ボボ八は見逃さなかった。
「どうした?何かあったか?」
「え!?いえ!!なんでもないです!!」
***
「はあ~~~~~」
教室だけでなく賑やかな廊下に似つかわない重い溜め息が流れた。
発信源は暗い空気を纏いながら廊下を1人歩く##NAME1##。
彼女の友達が一緒にまわろうと誘ってきたが彼女が断ったため一人である。
「(ボボ八先生と一緒に回りたかったけど・・・仕事の邪魔をしちゃ悪いよね・・・)
はあ~~~~」
ドン
「いたっ!」
「あ゙あ?」
下を向きながら歩いたため誰かにぶつかったらしい。
謝ろうと顔を上げると、そこには一般参加の一般人が目の前にいた。
「おいテメェがぶつかったせいで背骨がボキっていっちまったじゃねぇか~」
「おいどうしてくれんだよおじょーちゃーん」
明らかにガラの悪い三人組の男が##NAME1##に絡んできた。
「えっと・・・そんなこと言われましても・・・」
「おい、よく見たらこいつ可愛いじゃねぇか」
「おっ、そうだな!
お嬢ちゃん俺たちと付き合えよ」
「それいいな」
「ちょ、ちょっと・・・」
一人の男が##NAME1##の腕を掴み自分達の方へ引っ張る。
あと数センチのところで##NAME1##が男のところにくっつきそうになったその時、
「なめのこォォォォオオオオオーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「「「ΣΣΣぶわっふーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!?????」」」
突然男たちの頭上から大量のなめのこが降り注いだ。
「な、なんじゃこりゃーーーーー!!!??」
「どうも。
マルハジ高等学園学園祭名物なめのこぶっかけ祭りへ。
さあアナタもなめのこを被ってなめころう」
「Σなんだなめころうって!?」
男たちから##NAME1##を離し、##NAME1##は誰かの胸へと導かれた。
その相手は・・・
「・・・ぼ、ボボ八先生・・・」
「誰だテメェ!」
「ここの学校の先生だが?」
「先公が!でしゃばってんじゃねぇぞ!!」
「そいつは今から俺たちと遊ぶんだよ!!」
「おう、構わずやっちまえ!!」
##NAME1##の肩に手を置き自分の方に寄せるボボ八。
男たちが一斉に襲い掛かってきた。
すると
「学園祭名物!!
マグロ根性バットのフルスイングー!!!」
バコンッ!!
「「「ΣΣぶへぇぇっ!!!!!??」」」
どこかから(本物の)マグロを取り出し男たちに向かってバットのごとく振った。
そしてヒットした男たちは空へと飛んでいき、星になった。
「さっきなめのこといいマグロといい、これって学園祭名物なんですか!?」
##NAME1##のつっこみを軽く流し、無事を確かめる。
「大丈夫か?」
「あっはい」
「お前の友達はどうした?一緒じゃないのか?」
「は、はい・・・なんか一人になりたかったので・・・」
「ふーん・・・」
どうでもいいような返事をするボボ八。
少しだけ悲しくなってきた##NAME1##。
グイッ
「えっ?」
すると突然ボボ八は##NAME1##の手を引き、廊下を歩き出した。
「ぼ、ボボ八先生・・・?」
「またさっきみたいのに絡まれるかもしれないからな。
俺のそばにいろ。
そうすれば絡まれることもないし、
一緒にまわれるだろ」
そういうボボ八の言葉に##NAME1##は顔が赤くなることが分かった。
「・・・は、はぃ・・・・・///」
顔をうつ伏して小さく返事する。
それから、ボボ八と##NAME1##は学園祭が終わるまでずっと手を繋ぎながら校内を見回っていた。
終わり
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