あれはまだ##NAME1##が俺のもとで修行をしていた頃だったな。




《マッサージ》




ドォン！ドォン！


山から銃声が発され、鳥たちが飛んでった。


『ガァアアアー』

「だあああーー！！無理無理無理！！まだ覚えたてなんだぞこの真拳！！！」


銀の拳銃を片手に人の三倍はある巨大熊と戦っている##NAME1##はドクターに訴えたが


「いいからさっさと倒せ。腹減ってんだよ、俺は」

「だからって『熊の肉を食ってみたいから狩れ』って言う奴がいるかーーー！！！しかもこんなデカイ熊なんか倒せるかーーーー！！！この悪魔ーーーーー！！！！」

「ああ。悪魔だが何か？」
　　　　　　　　　　　　「だぁああああーーーーー##66####66##チキショーーーーーーーーー！！！！」


再び巨大熊と向き合った##NAME1##は銃口を巨大熊の足に定め、銃を放った。


「SHOOT真拳　氷(アイス)ショット！！」


ドン！ドォン！


『∑っ！！』


見事弾は巨大熊の足に当たり、みるみるうちに巨大熊の足は氷が張られた。


「へっ、どんなもんだ！」

##NAME1##は銃を下ろし、身動きができない巨大熊に近付いていった。が



ビキビキッ



「え？」


バリーーン！


『ガァアアアアアーーーーー』


「何ぃーーーーー！！！！？？？」


どうやら張っていた氷が薄くて、巨大熊がもがいただけで砕け散ってしまった。

怒りに満ちた巨大熊は容赦なく近づいてきた##NAME1##に襲い掛かった。


「っつ！くそっ！！」


ジャキ


すぐに銃を持ち構え、放った。


ドォン！







グラッ



ドシーーン



巨大熊は倒れたが、もちろん只の弾で倒れる筈はない。


「・・・・サンキュー。・・・ドクター」


##NAME1##が銃を放つ前にドクターは先回りし、巨大熊に蹴りを入れ一撃で倒したのだ。