シスコン&ブラコン座談会



OV「さて、次の質問は・・・?」



『一番印象が深いエピソードは?』



怜「え、なんか、いろいろあって迷うんですけど・・・」

OV「一番印象深いものだからすぐ見つかるんじゃねぇのか」

怜「う~~~ん・・・・・・あっ!あれだ!!」


OV「あったか?」


怜「はい!
一護が小学校の頃とお母さんと歩いている時お母さんが一護を庇って虚に殺されたんです。
で、一護はお母さんが死んじゃったのは自分のせいだと自分を責めてね・・・、見ててもうそれがいたたまれなくて悲しくて、気が付いたら一護をギュッと抱き締めて一緒に大泣きしました。
その後お父さんと遊子と夏梨が河原に来ましてね、一緒に泣きました。
・・・あー今思い出しただけで泣けてきた・・・」

OV「・・・・・・あぁ・・・・・ほらティッシュ」

怜「うぅ・・・ありがとうございます・・・」

OV「俺は・・・昔母親が殺された後レイと離れ離れになってな、その間いろいろとあって、数年振りに再開したんだが、アイツは、レイは、変わってしまった自分を俺は分かってくれないと思ってたらしくて。
そんなこと構わず、やっと会えたことに嬉しさが込み上がって、抱き締めて、レイが泣き付いて、俺もそっと涙を流したこと、だな」

怜「・・・OVERさんも、レイちゃんも苦労してたんです」

OV「お前や、お前の弟も辛い経験してきたんだな」

怜「まあ一護には負けますけど・・・あーーーー今すぐ一護をギュッと力強く抱き締めたいーーーー!!!」

OV「いや、お前が力強く抱き締めたらお前の弟の骨がボキボキいってんじゃねぇか。
あーでも俺も今無償にレイを抱き締めてぇかも・・・」

怜「ねぇもう終わりましょうよそうしましょもう帰って良いですか帰りたいです帰らせて下さい!!!」

OV「うるせえ落ち着け!!あと質問一個だけだからこれ言ってからにしろ!!!」

怜「ブーーー」




.
7/8ページ
スキ