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異世界同士の衝突



突然軍艦がガクンっと動かなくなった。


「何事だ!?」

「中将!海が、海が凍ってます!!」

「何!?」


軍艦から身を乗り出して下を見れば、海兵の言う通り海面が軍艦を囲むように凍っていた。



***


浜辺に着けば軍艦がすでに出航して、だがまだそれほど離れていない。

ピカチュウはヌメルゴンに技の指示を出し、ヌメルゴンは言われた通り海に向かって“冷凍ビーム”を放った。

軍艦が止まった事を確認するとピカチュウはファイアローに、ゲッコウガはオンバーンに乗る。

ファイアロー、ルチャブル、オンバーンが飛び、ヌメルゴンは氷の道を渡って軍艦に進んだ。



***


「中将!こちらに何かが向かってきます!」

「何かってなんだ!?」

「あれは・・・っ!あの奇妙な生き物達です!!」

「何!?」

「・・!?ピカチュウ・・!」



***


「ピカピカ!」

「ヌゴ!」


先に行く事を伝え、さらに上空に上がる。

軍艦の真上でサトシを見つけ、すると突撃するように急降下する。

ピカチュウはファイアローからジャンプすると、サトシの周りにいる海兵達に向けて怒りの“10万ボルト”を放った。


「ピィカヂュウウーーー!!」

「「「「ギャアアアーーーー!!!」」」」


黒焦げになり、バタバタと倒れる海兵達。

他の海兵達がピカチュウに銃口を向け射撃しようと構えるもゲッコウガ達や軍艦をよじ登ってきたヌメルゴンにより阻止された。

そしてピカチュウ達は驚くサトシを守るように囲み、海軍を睨んだ。


「ピカチュウ・・みんな・・・どうして・・?」

「ピカピカ!ピカピカチュピカ!」

「「「「「コウガ/アロー/チャブ/ヌゴ/バーン!」」」」」


‘そんな事は決まってる。サトシの事が大事で大好きだから。’

ピカチュウ達の気持ちが伝わり、思わず涙ぐむ。


「みんな・・・ありがと」

「ピカチュ」

「キサマ・・!やはり捕まる気はなかったんだな!!
やむを得ん・・構えろ!!」


中将の命令に海兵達が一斉にライフルやピストルを構える。


「撃てーーー!!」


引き金が引かれ、弾が飛んできた。

ピカチュウ達は技で防ごうと発する。

が、その前に突如自分達の前に何かが立ちはだかった。

その者は弾丸を一身に受け止める。

倒れる。しかしサトシやピカチュウ、その場にいる全員その考えを裏切った。

なんと弾はその者を貫く事無く、弾を受けた皮膚ごと伸び、そして


「効かーーーん!!!」


弾をすべて海軍に弾き返した。


「ルフィさん!?アナタはいったい!?」

「さっき言ったろ?俺はゴム人間だって」

「ルフィって、まさか!」

「あの帽子・・間違いない!!
海賊“麦わらのルフィ”!!!何故キサマがそいつらを助ける!?」


サトシ達はルフィの異常な体に、海軍はルフィの行動に驚く。

ルフィはニッと口角を上げ、告げる。


「死なせたくねぇから」




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