何度でも撫でるよ

おまけ



―ガラ

「・・・まったく。揃いも揃ってお昼寝しおって・・・」


職員室に入った伝蔵が目にしたのは、布団でスヤスヤ眠る半助と、その隣で掛布の上から横になって、片手は半助の頭に乗せたままスヤスヤ眠る利吉の姿。

呆れつつも、伝蔵の表情は父親の顔であった。



おまけ終わり




後書き


うなされる土井先生(19)を利吉(12)が頭をひたすら撫でて助けてあげる、というネタが浮かび、出来た産物がこちらです。
過去にこんな事があってもいいはず。

当初「何故利吉君が一緒に寝ているの?」とわからなかった土井先生だが、「そういえば利吉君といると嫌な夢を見なくなるな」と気付いてほしい。(←願望?)


此処まで読んでいただきありがとうございます。
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