別世界でも歌は素晴らしい
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「ギルドさん、##NAME1##さんやポケモン達を救うために人手が必要です。ぜひ協力をお願いします」
「ありがとうございます・・!」
「何か手があるのデスカ?」
「はい。実は私の先祖が万が一封印が破られた時のために新たな封印の玉を作っておりました。その封印の玉にマシュリナを封じ込めば」
「##NAME2##もポケモン達ももとに戻るんですか!?」
「おそらく」
「その封印の玉はどちらに?」
「私の自宅の金庫にあります。ですが封印を行うには準備がいります」
「わかりました。私はギルドさんと共に封印の玉を運び、準備を手伝います」
「でしたら、私はマシュリナを引き付けマス。準備してるトコロを邪魔されたらコマリマスからネ」
「ありがとうございます」
「俺もギルドさんとシロナさんの手伝いをする」
「わかった」
「サトシ、今度こそ##NAME2##とポケモン達を助けるんだぞ」
「あぁ!!」
俺はサトシ達とは別行動を取ることを伝えると、サトシとジュンのムクホーク、シンジのドンカラスがモンスターボールから出てきた。
「ム、クホー・・!」
「カ、カァ゛・・・!」
「まさか・・・」
「今度はひこうタイプニャ!」
耳をすませばたしかにマシュリナが別の歌を歌ってるのが聞こえる・・!
「ムクホー、ムクホー・・!」
「「俺達が暴れる前に、早く逃げるんだ!」と言ってるニャ!」
「ムクホーク・・・くっ!待ってろ!絶対に助けるからな!!」
ジュンのムクホークにシンジのドンカラスも同じような鳴き声を上げて俺達に行けと言ってるように聞こえる。
ムクホーク達に背を向け、俺はシロナさんとギルドさんに付いていき、サトシ達はステージに戻っていった。
*****
「<div style="font-style:italic">人生はー♪紙飛行機ー♪願い込めてー♪飛んで行くのー♪</div>」
途中ひこうタイプのポケモン達におそわれそうになったけど、ミミロル達がまいてくれた。
ステージに到着したときにはもう歌が歌い終わるところだった。
・・・##NAME2##の顔色が、さっきよりも悪くなってる・・!
「懲りずにまた来たのね。・・・あら?この人間の双子の姿が見えないわね。あんなにバカみたいに必死こいてこの人間を助けるとか言ってたわりに諦めたのかしら。口ほどにもない」
「##NAME2##の体と声で、サトシを悪く言わないで!!」
「お前、ソイツの記憶をのぞいてるんだよな?だったらアイツがそんな簡単に諦めるようなヤツじゃないとわかると思うがな」
「人間が、偉そうに」
「何言ってんだ!お前も人間なんだろ!もうこっちは知ってんだぞ!」
「違うっ!!私はポケモンだ!!愚かで惨めで救いようがなくて、ポケモン達に平気で酷いことをするお前達人間と一緒にするな!!」
「そんな人間もいるかもしれない。けど、すべてがそんな人間なんかじゃないっ」
「ポケモンを見せ物にしてるヤツが何を言う」
「見せ物って、そんな、」
「・・たしかに、そんな見方があるかもね。だけど、ただ見せるんじゃない。ポケモン達をどう輝かせるか、どうポケモン達の素晴らしさを伝えるかそれを考えるのに時間と苦労がいるんだ。そんな簡単に表せるものじゃないんだよ!」
「ノゾミ・・!」
「その通りデース!ポケモンバトルにしてもそう、どうすればポケモン達を強くさせるか、どうすればポケモン達と強い絆が生まれるか、どうポケモン達と接すれば仲良くなれるか、いろいろとシコウサクゴしてポケモンと人間は歩み共に生きるのデス。アナタにもそんな思い出は無かったのデスカ?」
「っ・・!」
メリッサさんの問いかけに、マシュリナがいっしゅん怯んだかに見えた。
「・・・黙れ、黙れ黙れ黙れ!!ポケモンと共に歩む?それを邪魔してるのがお前達人間だろ!!だから私は、ポケモン達に真の自由を与えるんだっ!!」
マシュリナは楽器を動かし、曲を流しだした。
かかった!
「<div style="font-style:italic">十二時ーをすーこし過ぎるこーろっ♪オーノーッ残ー酷なモーンスター♪月明かーりくーさ木♪</div>」
「フワッ!フワ・・・ッ!」
「フワライド!」
「ゴーストタイプ・・!」
「作戦通りだけど、厄介なタイプだね」
「皆サン!遠慮はいりまセン!攻撃をお願いしマス!」
「「「「はいっ!」」」」
実はここまでは作戦通り。メリッサさんがわざとマシュリナを怒らせ、歌を歌わせる。
頼むわよ、サトシ!ミニリュウ!
「「マージ/マァァーー!!」」
「##NAME2##のムウマージ!ミミロル‘れいとうビーム’!」
「ミィミルーー!」
「ムウマ、ごめん!ニャルマー‘10まんボルト’!」
「ニャルァーー!」
「マニューラ‘ふぶき’!」
「マニュァーー!」
「他のゴーストタイプのポケモンが来たぞ!」
「ニャーも加勢するニャ!」
「ええいままよ、ハブネーク‘ポイズンテール’!」
「ハブ!」
「マスキッパとマネネを助けるためだ!俺も加勢するぜ!」
ロケット団が体を張ってゴーストタイプのポケモン達を止めてくれてる。
それにしても、洗脳されるのが早くなってる!?
サトシミニリュウ急いで!
「<div style="font-style:italic">ぼーくーのーきおーくがー♪すーべーてー消えーてーもー♪生ーまぁれー変わったぁらー♪またーキミーをさーがーすー♪</div>」
っ、・・・やっぱり、素敵な歌・・・
「ヒカリ!」
「Σ!」
あたしはすぐに頭を振って切り替える。
ダメよヒカリ!今は聴いちゃダメ!
「<div style="font-style:italic">キーミーをー見つーけーたぁー♪モーンス</div>」
マシュリナが歌うのを止めた。
なぜならサトシがマシュリナ(##NAME2##)を抱きしめて止めたから。
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