魔界で教師始めました
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⦅第1話 悪魔学校バビルス⦆
魔界。悪魔や魔獣達が住む世界。
正直二次元の中だけだと思ってたけど実際にあったんだ。
しかも魔界と言っても人間界みたいに生活する悪魔もいるし、学校もあるし、遊園地もあったりして、危険地帯を除けばあんまり変わらない気がする。
自己紹介が遅れました。あたしは莉々亜と言います。
人間です。
何故人間のあたしが魔界にいるのかと言うと、とある理由で悪魔の養女として迎え入れられました。その理由は追い追いと。
で、初めは怖くて緊張してたし人間界に戻りたいとも思ってた時期もありました。というか見たい漫画やアニメがあったから。
そもそも悪魔にとって人間は食べ物みたい。聞かされた時はマジで帰りたかった。
けどなんやかんやで居心地がよくなり、今ではすっかり居座ってます。
でもあたしもいい年な訳で、何か働ける所はないかお父様(あっ、魔界でのね)に相談したところ、「別に働かなくてもいいよ」と・・・。
それはそれで嬉しいけど、すねかじるみたいでそれはそれで嫌だなぁ言うと、お父様の知り合いが学校の理事長をやってるとの事で、その知り合いに話をつけて教師として勤めさせてくれる事になりました。
しかし!問題がひとつ、ぶっちゃけあたし教師の経験ゼロ。と言うか教員免許持ってないし教育大学にも通ってない。
その事を話すとお父様は屋敷にいる執事のエクレさんとメイドのラフレさんと共にあたしに教師としての勉強を教えてくれた。ちなみに2人はあたしが人間である事を知ってます。
悪魔の勉強は恐ろしいものばかりだけでなく面白くて次々と頭に入り、また記憶力は良い方なので何とか1年で勉強は終わった。
この1年で勉強ばかりだけでなく、位階 昇級試験で位階 を手に入れたり出掛けたりして息抜きにも行った。そこで武器も手に入れて、今は左右の耳にイヤリングとして付けてます。どこで手に入れたかは追い追いと。
そして今日、初出勤です。
空飛ぶ箒でバビルスに向かってます。
何故人間のあたしが箒で空を飛べるのか、それも追い追いと。
何故肝心なところが後々になってるかって?
それは急いでるから。
何故そんなに急いでるのか。それは・・・
職員会議開始まで残り3分だから☆
「あああああああああ!!!!」
何故こんな事になったのか。別に道に迷ったわけではなく、かと言って迷子の子悪魔のお母さんを探してたとかでもなく、遡る事数十分前――――
『ううぅぅ・・・今日から莉々亜が仕事・・・寂しくなるぅぅ~~』
『お父様、ちゃんと帰ってきますから』
『いい?上司にセクハラされたり同僚にイジメられたらすぐにパパに言うんだよ!!絶対だよ!!!』
『はぁ・・・ι』
屋敷の前でお父様とエクレさんとラフレさんが仕事に行くあたしを見送ろうとしてくれる。
ここは問題無い。その次だ。
『ところで莉々亜様』
『はい』
『お時間は大丈夫でしょうか?』
『・・?はい、今から行ってもまだ余裕ありますから』
『しかし、入学式の説明の前に職員会議がある筈。届いた書類にもそう書かれてるのでは?』
言われて鞄に入れてる書類を取り出し目を通す。
エクレさんの言う通り、書類には職員会議があるので4時44分には必ず職員室に来るようにと書かれていた。
書類には目を通していたつもりだけど、あたしの見落としで気付かなかった・・・。
現在の時間、4時38分。屋敷から学校まで普通で行くと20分かかる。
つまり・・・・・急がないと遅刻確定☆
「いってきまーーす!!!」
後ろで何か言ってたけど聞こえない。初日早々遅刻とか絶対に嫌ーーー!!!(泣)
そして現在、箒を飛ばして飛ばして飛ばしまくって、そして
「見えた!悪魔学校バビルスっ!」
間に合ってーーーー!!!!
.
魔界。悪魔や魔獣達が住む世界。
正直二次元の中だけだと思ってたけど実際にあったんだ。
しかも魔界と言っても人間界みたいに生活する悪魔もいるし、学校もあるし、遊園地もあったりして、危険地帯を除けばあんまり変わらない気がする。
自己紹介が遅れました。あたしは莉々亜と言います。
人間です。
何故人間のあたしが魔界にいるのかと言うと、とある理由で悪魔の養女として迎え入れられました。その理由は追い追いと。
で、初めは怖くて緊張してたし人間界に戻りたいとも思ってた時期もありました。というか見たい漫画やアニメがあったから。
そもそも悪魔にとって人間は食べ物みたい。聞かされた時はマジで帰りたかった。
けどなんやかんやで居心地がよくなり、今ではすっかり居座ってます。
でもあたしもいい年な訳で、何か働ける所はないかお父様(あっ、魔界でのね)に相談したところ、「別に働かなくてもいいよ」と・・・。
それはそれで嬉しいけど、すねかじるみたいでそれはそれで嫌だなぁ言うと、お父様の知り合いが学校の理事長をやってるとの事で、その知り合いに話をつけて教師として勤めさせてくれる事になりました。
しかし!問題がひとつ、ぶっちゃけあたし教師の経験ゼロ。と言うか教員免許持ってないし教育大学にも通ってない。
その事を話すとお父様は屋敷にいる執事のエクレさんとメイドのラフレさんと共にあたしに教師としての勉強を教えてくれた。ちなみに2人はあたしが人間である事を知ってます。
悪魔の勉強は恐ろしいものばかりだけでなく面白くて次々と頭に入り、また記憶力は良い方なので何とか1年で勉強は終わった。
この1年で勉強ばかりだけでなく、
そして今日、初出勤です。
空飛ぶ箒でバビルスに向かってます。
何故人間のあたしが箒で空を飛べるのか、それも追い追いと。
何故肝心なところが後々になってるかって?
それは急いでるから。
何故そんなに急いでるのか。それは・・・
職員会議開始まで残り3分だから☆
「あああああああああ!!!!」
何故こんな事になったのか。別に道に迷ったわけではなく、かと言って迷子の子悪魔のお母さんを探してたとかでもなく、遡る事数十分前――――
『ううぅぅ・・・今日から莉々亜が仕事・・・寂しくなるぅぅ~~』
『お父様、ちゃんと帰ってきますから』
『いい?上司にセクハラされたり同僚にイジメられたらすぐにパパに言うんだよ!!絶対だよ!!!』
『はぁ・・・ι』
屋敷の前でお父様とエクレさんとラフレさんが仕事に行くあたしを見送ろうとしてくれる。
ここは問題無い。その次だ。
『ところで莉々亜様』
『はい』
『お時間は大丈夫でしょうか?』
『・・?はい、今から行ってもまだ余裕ありますから』
『しかし、入学式の説明の前に職員会議がある筈。届いた書類にもそう書かれてるのでは?』
言われて鞄に入れてる書類を取り出し目を通す。
エクレさんの言う通り、書類には職員会議があるので4時44分には必ず職員室に来るようにと書かれていた。
書類には目を通していたつもりだけど、あたしの見落としで気付かなかった・・・。
現在の時間、4時38分。屋敷から学校まで普通で行くと20分かかる。
つまり・・・・・急がないと遅刻確定☆
「いってきまーーす!!!」
後ろで何か言ってたけど聞こえない。初日早々遅刻とか絶対に嫌ーーー!!!(泣)
そして現在、箒を飛ばして飛ばして飛ばしまくって、そして
「見えた!悪魔学校バビルスっ!」
間に合ってーーーー!!!!
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