なんで刑事さん達は俺みたいな子供に話しかけてくるんだろうな？



　　　　　【知ってる人でもむやみに近付くな】



ある事件の為事情聴取を取りに来たコナン。

警視庁には何回も来ているため中の道は分かっていた。

そしてその行く先々では必ず・・・


「おうボウズ！今日は１人かい？」

「おっよく来たな！煎餅食うか？」

「やあ、いつ見ても可愛いな～」


刑事達がコナンに話しかけたりお菓子を与えたりしていた。


「・・・あ、あの・・・そろそろ通してくれない？ボク事情聴取に呼ばれているんだけど・・・」

「良いじゃないか～。おじさん達と一緒にお喋りしようぜ～」

「あっ、なんならここの食堂でご飯食べていく？」

「おっ、それいいな」

「そうと決まれば早速」

「え？あっちょっと・・・」


刑事の１人がコナンを抱き抱えようとしたその時、


「お前達、何をしとるんだ！！」

「「「「Σ！！！？」」」」


突然の怒鳴り声に刑事達はドキッ（ビクッ）と驚き、声がした方を振り向く。

そこにいたのは刑事達を睨み付けてる目暮がいた。

目暮の登場で何とか助かったコナン。

刑事の群れから脱出し、目暮のもとに走り寄る。


「警部さーん」


飛びっきりの笑顔を振り撒いて。


「「「「―――！！！（ﾄﾞｷｭｰﾝ）」」」」

「(ヤ、ヤバイ、可愛い・・・///)」

「(やっぱりコナン君は良いなぁ・・・///)」

「(いっその事このまま監禁を・・・///)」


コナンの笑顔にヤられた刑事達はその場で重傷(という名の恋の病)を負った。


「おぉコナン君。すまんな急に呼び出して」

「ううん。大丈夫だよ警部さん」


特に気にした様子もなく目暮はコナンを事情聴取を取らせる部屋に連れていった。


「おぉそうだ。事情聴取が終わったらご飯食べにいこうか？」

「ホント？ありがとー！」


目暮の言葉に満面の笑みを目暮に向けるコナン。


「「「「(う・・・羨ましいーーーーー！！！！)」」」」


と、刑事達は悔しがったり壁をドンドン叩いたりして目暮に「さっさと仕事をせんかー！！！」と怒られた。(笑)




END