弾丸集

予告妄想小話(赤コ)




「・・・・・・・・・(ブッスーーーーーー)」

「どうしたボウヤ?えらくご機嫌斜めだな」

「別に~。赤井さんが予告で「こっちには世界一のブレーンがいるんでね」って言うからボクの事だと思ってたのにさ、太閤名人の事だったなんて全然気にしてないから」

「あぁ・・・拗ねてるのか」

「拗ねてません~~~。そりゃあ身内贔屓する気持ちはわからなくはないけどさ、だったらボクじゃなくて太閤名人の映像流せば良かったのに」

「そしたらネタバレになってしまうだろ」

「勝手に勘違いしてたボクもボクだけどさ、赤井さんにとってボクはその程度なんだ・・・」


不機嫌なコナンとは反対に、赤井は困ったと思いつつ嬉しく思ってる。

コナンが嫉妬してくれてるから。


赤井はどうしようかと思考を巡らせると、コナンを後ろから抱き上げ自分の膝に乗せ、抱き締めて頭に手を乗せて撫でてあげる。


「弟は世界一のブレーンだが、ボウヤは世界一頼りになって頼もしい、愛しい存在だ。これでは不満か?」

「・・・・・・フ、フーン・・・愛しいはいらないんじゃないの?///」


そう言うコナンだが、耳が赤くなってる事から見て嬉しいんだと赤井は悟った。


「愛しいも本音だ」

チュッ

「Σ!」

「機嫌は直ってくれたかな?ボウヤ」

「・・・・・赤井さんズリィ・・/////」


耳元で低音ボイスで囁かれ、髪にキスをされ、コナンは嬉恥ずかしくて顔を伏せた。



終わり




後書き


予告で、コナン君の事だと思ってたらまさかのチュウ吉さん・・・。
まぁ確かに、頭脳は認めますよ。認めるけど、コナン君を指してほしかった。そして私を悶えさせてほしかった・・!←(私情ですみません!)
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