クォーター集

映画終了後妄想小話②(ジン+赤井→コナン)




先日起きた2つの爆破事件がここ暫くテレビのニュースにて流れていた。

そして今コナンは非常に困っていた。

それは・・・


「「・・・・・・」」

「・・・・・・ι」


今現在コナンは2人の大人に挟まれて困り果てていた。

1人は銀長髪の男性――ジン。

もう1人は黒短髪の男性――赤井。

2人は無言のままコナンを見ていた。

この状況に耐えきれなくなりコナンは意を決して声をかける。


「あ、あの・・・今日はどうしたの?2人共・・・」

「「どうした、だと?」」

「Σ! (ヒッ!?)」


二人の怒りの声音に本気で怒っていると覚るコナン。

すると2人は言い出した。


「ボウヤ、なんだあのインタビューの対応は?」

「イ、インタビュー?あっ、あのこの前の爆破事件の?何か問題あった?」

「「大ありだ」」







「なんだあの笑顔の振り撒きは」


「・・・・・は?」


ジンの本気の問いにコナンは数秒後間抜けな声を出してしまった。


「あんな笑顔を振り撒いていたら襲って下さいと全国に言ってるみたいなものだ」

「そうだぞ。あんな愛らしい笑顔を全国ネットで放送してしまってもう遅いが、未然に防ぐ事が出来なかったとは・・・俺とした事が・・・」

「良いか、これからマスコミどもが来たら真っ先に逃げろ。もし逃げ切れなかったら笑顔を見せるな。とくに時々見せるはにかんだ笑顔や、満面の笑みとか、それからetc・・・」

「・・・・・・・・」


2人の訳の分からない言動にコナンは心の中で溜め息を吐きガックリと項垂れた。




終わり




後書き


笑顔でインタビューに答えるコナン君を見てこのままでは変態どもに襲われる!!!と本気で心配したジンさんと赤井さん。

そこで全国ネットでは笑顔を振り撒くなと注意する。

もちろんコナン君はなんの事を言ってるのかさっぱりです。

そんな小話を書きたかった。
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