妄想小話集
☆OP「世界はあなたの色になる」より
〔TAKE1〕
交戦する赤井と安室。
赤井の蹴りを避け、右拳を突く安室。
赤井も左拳を突く。
2人は顔を前に出すほど自分の拳に力を・・・
ゴチン
「「!!!」」
と思ったら互いの頭を強くぶつけた。
あまりの痛さに2人は距離を取ってしゃがみこみ、頭を押さえ悶えた。
「「~~~・・・!!」」
「・・・大丈夫?2人共」
見学してたコナンは心配の声をかける。
「・・ボウヤ、頭を撫でてくれないか?」
「え?うん」
「Σ! コナン君!僕も撫でてくれないかな?」
「? いいよ。(なんで俺なんだ?)」
よくわからないままコナンは2人の頭を撫でた。
〔TAKE2〕
今度はさっきのようにならないようにと、赤井も安室もあまり頭を出さないようにしようと考えた。
赤井の蹴りを避け、そして安室も赤井も互いの拳を前に出した。
が、
ブチュ
「「!!!」」
なんという事だ。頭突きは避けられたが今度は互いの口と口がぶつかってしまった。
「「オ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙!!!!」」
「Σ赤井さーーん!!安室さーーん!!」
「何て事するんだ赤井ィ!!?」
「それはこっちの台詞だ・・!!」
怒り心頭で涙目の安室が青ざめた顔の赤井に怒鳴る。
2人共血が出るのではないかというくらい唇を腕で擦った。
「だ・・大丈夫・・?(じゃねーだろーなぁ・・・ι)」
「・・・ボウヤ、こっちに来てくれ」
「?」
「口直しをさせてくれ」
こっちに来たコナンの顔に手を添えて上に向かせる。
そして自分の顔を近付けて・・・
ヒュン
ガッ
赤井がコナンにキスする前に安室が赤井の顔目掛けて蹴りを入れた。
赤井は腕を上げて安室の蹴りを受け止め防いだ。
安室は別の怒りで赤井を睨んだ。
「何コナン君の唇まで汚そうとしてるんだ?」
「・・汚す?それではまるで俺がバイ菌みたいな言い方だな」
コナンとのキスを邪魔をされた赤井も元々悪い目付きをさらに悪くさせ安室を睨む。
「みたいではなくそうでしょ。大丈夫かいコナン君?怖かったろ?こんな目付きの悪い犯罪者のような顔を間近に見せられて?」
「ぇ、いや・・・」
「酷い言い様だな。別に嫌じゃなかったろ?ボウヤ」
「ぇ?」
「何決め付けてるんだ!?」
「だいたい俺を悪者のように言っているが、アンタもボウヤとキスしたいんじゃないのか?」
「Σなっ!うっ、そ、それは・・・」
「(え!?そうなの!?)」
「だが残念だな。ボウヤの唇は俺が頂く」
「Σハア!?」
「ふざけるな!コナン君の唇は僕が貰う!」
「Σ安室さんも何言ってるの!?」
「ボウヤ。ボウヤは俺と彼、どちらとキスしたい?」
「僕だよね?コナン君」
「え、あの、ちょっと・・・
(口直しからキスの話になってるんだけど!?どっちもヤダけど!てかさっきの頭撫で撫でもだけどなんでオレとなんだ!?)」
「「さあ、どっち!?」」
「えっ、と・・・あの・・・ボクは・・・」
「「・・・・・・」」
「ぅ・・・・・ら、」
「「ら?」」
「蘭姉ちゃん助けてーーー!!」
「「Σ!」」
2人の剣幕に耐えきれずコナンはその場から逃げるように去った。
元々小さな背中がだんだん小さくなっていくのを2人はただただ愕然と見ていた。
終わり
後書き
映像を見た時はキスしてる!?と本気で思いました。(笑)
もしくは頭突きしてるのではと思ったり。
コナン君がその場にいたらこうお願いするんだろうな(お願いしてほしい)と妄想し書きました。
〔TAKE1〕
交戦する赤井と安室。
赤井の蹴りを避け、右拳を突く安室。
赤井も左拳を突く。
2人は顔を前に出すほど自分の拳に力を・・・
ゴチン
「「!!!」」
と思ったら互いの頭を強くぶつけた。
あまりの痛さに2人は距離を取ってしゃがみこみ、頭を押さえ悶えた。
「「~~~・・・!!」」
「・・・大丈夫?2人共」
見学してたコナンは心配の声をかける。
「・・ボウヤ、頭を撫でてくれないか?」
「え?うん」
「Σ! コナン君!僕も撫でてくれないかな?」
「? いいよ。(なんで俺なんだ?)」
よくわからないままコナンは2人の頭を撫でた。
〔TAKE2〕
今度はさっきのようにならないようにと、赤井も安室もあまり頭を出さないようにしようと考えた。
赤井の蹴りを避け、そして安室も赤井も互いの拳を前に出した。
が、
ブチュ
「「!!!」」
なんという事だ。頭突きは避けられたが今度は互いの口と口がぶつかってしまった。
「「オ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙!!!!」」
「Σ赤井さーーん!!安室さーーん!!」
「何て事するんだ赤井ィ!!?」
「それはこっちの台詞だ・・!!」
怒り心頭で涙目の安室が青ざめた顔の赤井に怒鳴る。
2人共血が出るのではないかというくらい唇を腕で擦った。
「だ・・大丈夫・・?(じゃねーだろーなぁ・・・ι)」
「・・・ボウヤ、こっちに来てくれ」
「?」
「口直しをさせてくれ」
こっちに来たコナンの顔に手を添えて上に向かせる。
そして自分の顔を近付けて・・・
ヒュン
ガッ
赤井がコナンにキスする前に安室が赤井の顔目掛けて蹴りを入れた。
赤井は腕を上げて安室の蹴りを受け止め防いだ。
安室は別の怒りで赤井を睨んだ。
「何コナン君の唇まで汚そうとしてるんだ?」
「・・汚す?それではまるで俺がバイ菌みたいな言い方だな」
コナンとのキスを邪魔をされた赤井も元々悪い目付きをさらに悪くさせ安室を睨む。
「みたいではなくそうでしょ。大丈夫かいコナン君?怖かったろ?こんな目付きの悪い犯罪者のような顔を間近に見せられて?」
「ぇ、いや・・・」
「酷い言い様だな。別に嫌じゃなかったろ?ボウヤ」
「ぇ?」
「何決め付けてるんだ!?」
「だいたい俺を悪者のように言っているが、アンタもボウヤとキスしたいんじゃないのか?」
「Σなっ!うっ、そ、それは・・・」
「(え!?そうなの!?)」
「だが残念だな。ボウヤの唇は俺が頂く」
「Σハア!?」
「ふざけるな!コナン君の唇は僕が貰う!」
「Σ安室さんも何言ってるの!?」
「ボウヤ。ボウヤは俺と彼、どちらとキスしたい?」
「僕だよね?コナン君」
「え、あの、ちょっと・・・
(口直しからキスの話になってるんだけど!?どっちもヤダけど!てかさっきの頭撫で撫でもだけどなんでオレとなんだ!?)」
「「さあ、どっち!?」」
「えっ、と・・・あの・・・ボクは・・・」
「「・・・・・・」」
「ぅ・・・・・ら、」
「「ら?」」
「蘭姉ちゃん助けてーーー!!」
「「Σ!」」
2人の剣幕に耐えきれずコナンはその場から逃げるように去った。
元々小さな背中がだんだん小さくなっていくのを2人はただただ愕然と見ていた。
終わり
後書き
映像を見た時はキスしてる!?と本気で思いました。(笑)
もしくは頭突きしてるのではと思ったり。
コナン君がその場にいたらこうお願いするんだろうな(お願いしてほしい)と妄想し書きました。