妄想小話集
☆アニメ「安室に忍びよる影」より
「いらっしゃい・・・やぁコナン君。学校の帰りかい?」
「うん。安室さんに聞きたい事があるんだけどいい?」
「なんだい?あ、座って。今ジュース出すから」
「え?いいよ、悪いから」
「いいからいいから、遠慮しないで。あ、そうだ。ケーキもあるから食べてって」
「え!? (ケーキなんて台本に書いてあったっけ?)
いや、ホントいいよ!」
コナンの言葉も聞かず安室はカウンターにオレンジジュースとケーキを出した。
疑問に思いながらもコナンはカウンターの椅子に座って戴く事にした。
安室がコーヒーを煎れてる間に本題に入る。
「僕を見ていた?」
「うん。僕にはそう見えたけど」
「だろうね。僕にもそう見えたし。この前なんか尾行されたしね」
「尾行!?いつ?」
「3日前だったかな。買い出しに近くのスーパーに行った時にね」
「それで?」
「ん?それでって?」
「ほっといてるの?」
すると安室が身を乗り出し手を伸ばすとコナンの口端に付いた生クリームを指で拭い取り、流れる動作でその生クリームを自分の舌で舐め取った。
「だって何をされたわけでもないし」
何も無かったかのように話を続ける安室。
コナンが何も喋らない事に不思議に思い、手を止めてコナンを見る。
コナンは顔を真っ赤にさせ口を開けて固まっていた。
「・・あれ?コナン君?」
「な、何してんの!?」
「え?何が?」
「い、今、生クリーム・・ペロって・・・///」
「・・・ああ。君の口端に付いていたから取ってあげたんだけど」
「だからって!舐めなくても・・」
「・・・ああ」
何故顔を赤くしたのかわかった安室は、途端口角を上げて笑った。
「恥ずかしかったんだね」
「Σ―――!!///」
図星を突かれてしまったコナン。
すると
「・・・あ」
「あ?」
「安室さんのバカーー!!///」
「Σええ!?」
椅子から飛び降りたコナンはポアロを出た。
暫し固まってしまった安室だが、途端クスリと笑った。
「(顔を真っ赤にして・・・本当に可愛い)」
撮影再開されたのはその数十分後の事で、アドリブで入れたケーキは出す事を禁止した。
終わり
後書き
このシーンは思わず何度も見たくなる安コのシーン。
で、こんな事があればいいなぁと本気で思ってる私がいます。
「いらっしゃい・・・やぁコナン君。学校の帰りかい?」
「うん。安室さんに聞きたい事があるんだけどいい?」
「なんだい?あ、座って。今ジュース出すから」
「え?いいよ、悪いから」
「いいからいいから、遠慮しないで。あ、そうだ。ケーキもあるから食べてって」
「え!? (ケーキなんて台本に書いてあったっけ?)
いや、ホントいいよ!」
コナンの言葉も聞かず安室はカウンターにオレンジジュースとケーキを出した。
疑問に思いながらもコナンはカウンターの椅子に座って戴く事にした。
安室がコーヒーを煎れてる間に本題に入る。
「僕を見ていた?」
「うん。僕にはそう見えたけど」
「だろうね。僕にもそう見えたし。この前なんか尾行されたしね」
「尾行!?いつ?」
「3日前だったかな。買い出しに近くのスーパーに行った時にね」
「それで?」
「ん?それでって?」
「ほっといてるの?」
すると安室が身を乗り出し手を伸ばすとコナンの口端に付いた生クリームを指で拭い取り、流れる動作でその生クリームを自分の舌で舐め取った。
「だって何をされたわけでもないし」
何も無かったかのように話を続ける安室。
コナンが何も喋らない事に不思議に思い、手を止めてコナンを見る。
コナンは顔を真っ赤にさせ口を開けて固まっていた。
「・・あれ?コナン君?」
「な、何してんの!?」
「え?何が?」
「い、今、生クリーム・・ペロって・・・///」
「・・・ああ。君の口端に付いていたから取ってあげたんだけど」
「だからって!舐めなくても・・」
「・・・ああ」
何故顔を赤くしたのかわかった安室は、途端口角を上げて笑った。
「恥ずかしかったんだね」
「Σ―――!!///」
図星を突かれてしまったコナン。
すると
「・・・あ」
「あ?」
「安室さんのバカーー!!///」
「Σええ!?」
椅子から飛び降りたコナンはポアロを出た。
暫し固まってしまった安室だが、途端クスリと笑った。
「(顔を真っ赤にして・・・本当に可愛い)」
撮影再開されたのはその数十分後の事で、アドリブで入れたケーキは出す事を禁止した。
終わり
後書き
このシーンは思わず何度も見たくなる安コのシーン。
で、こんな事があればいいなぁと本気で思ってる私がいます。