3兄妹と誕生日

オマケ



「そう言えば赤井さん、ボクに用って?」

「そうだったな。ボウヤに誕生日プレゼントを用意したんだ。受け取ってくれるかな?」

「わぁーー!ありがとう!開けてもいい?」

「もちろん」


包装された物を丁寧に剥がしていき、そこから新品の外国の本の表紙が現れた。


「アメリカで発売されたばかりの推理小説だ。全て英語で書かれているから俺が朗読・・」

「ううん、大丈夫!ボク読めるから!
スッゲーーこの人ってアメリカで名が知れてる作家さんでしょ!翻訳されてないの読んでみたかったんだー」

「・・・フッ。気にいただけて良かったよ」


朗読を断られて少なからずショックを受けるが、コナンの喜ぶ顔を見てそんな気持ちは霧散した。

赤井は小さく笑うとコナンの頭を優しく撫でた。


程なくして、世良からも<誕生日おめでとうーーー!!>とメールが来た。




オマケ終わり
4/5ページ
スキ