3兄妹と誕生日
そう言えば、なんで世良も赤井さんもオレの誕生日知ってたんだ?
☆3兄妹と誕生日☆
朝遅く起床したコナンが大きく伸びをしているとチャイムが鳴った。
蘭は部活、小五郎は浮気調査で誰もいないためコナンが出る事に。
「はーいどちらさまですかー?」
「コナンくーん!ボクだよー!」
「Σ世良!・・の姉ちゃん、どうしたの?」
「コナン君をデートの誘いに来たんだよー♪」
「Σデ、デート!?」
「というわけだから開けてくれないかー?」
「えーと・・・ボク今日用事が・・・」
「キミが今日特に用事がない事は蘭君から聞いてるよー」
「(らーーーーん!!)
え、っとー・・・どうしても今日じゃなきゃダメ?」
「ダーメ♥️」
「・・・・・ちょっと待って、着替えてくるから」
心の中でため息を吐き、コナンは世良と出かける事にした。
後ろにコナンを乗せて世良は上機嫌でバイクを走らせる。
「ところでどこに連れて行くの?」
「まずは映画館に行ってー、その後ご飯だろー?それから服見てー」
「(そんなに・・?)」
世良の行動に疑問を抱くコナン。
バイクを走らせて数十分後、映画館に着きロビーに入る。
「何の映画観るの?」
「今流行りの探偵ものの映画だよ。ほらよくCMでも流れてるだろ?」
「ああ、あの映画!」
「そうそう。なんか面白そうだからさ、キミと観に行きたくて」
「へー」
世良は2人分のチケットとポップコーンや飲み物を買っていく。この時コナンが自分の分を払うと言ってきたが世良が頑なに受け取らなかった。
世良の行為に甘える事にしてコナンは映画を楽しむ事に。
2時間後―――
「単純なストーリだったけど、真犯人が2人いた事には驚いたな」
「うん。それにアクションも凄かったよね。特にカーアクション」
「だよなー。まぁ実際はスタントマンがやってるんだろうけど、現実であそこまでするヤツはいないよな」
「そ、そだね・・・。(赤井さんや安室さんならやりかねねーι)」
安室のドライビングテクを実体験したコナンは心の中で乾いた笑みを浮かべる。
赤井はわからないが多分やるだろうと推測。
「じゃあご飯食べに行こうか。ココいろんな飲食店があるんだ。コナン君は何が食べたい?」
「でもボクポップコーンでお腹がいっぱい」
「でもそれだけじゃ物足りないだろ?あっ、だったらコナン君が食べきれなかったご飯はボクが食べてあげるよ」
「いやいやそんな悪いよ」
2人が映画館から出て飲食店が並ぶ階に向かっていると世良のスマホからバイブ音が響き出した。
「ん?誰から?・・・・・・Σええーー!!?」
「ど、どうしたの?」
母――メアリーからのメールで、内容は<お前に手伝ってもらいたい事がある。すぐに帰ってこい>とのこと。
その内容に思わず大声を出してしまったのだ。
「ごめんコナン君っ!!ボク急に帰らなくちゃいけなくなっちゃったんだ!あっ、でも安心して!ちゃんと探偵事務所には送り届けるからさ!!」
「別に良いよ。バスに乗っていけばどうってこと・・」
「あれ?真純?それにコナン君も」
世良の後ろから自分達の名前を呼ばれ、そちらに目を向ける。
そこには私服姿の秀吉が不思議そうな顔をしていた。
「吉兄!ちょうど良かった!!」
「え?」
「ボク急用が出来ちゃって急いで帰らなくちゃいけなくてさ、悪いんだけどコナン君を探偵事務所に送ってくれないか?」
「そんないいよ!悪いって・・」
「僕は別に構わないよ」
「Σえ!?」
コナンが断ろうとするがなんと秀吉は引き受けた。
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☆3兄妹と誕生日☆
朝遅く起床したコナンが大きく伸びをしているとチャイムが鳴った。
蘭は部活、小五郎は浮気調査で誰もいないためコナンが出る事に。
「はーいどちらさまですかー?」
「コナンくーん!ボクだよー!」
「Σ世良!・・の姉ちゃん、どうしたの?」
「コナン君をデートの誘いに来たんだよー♪」
「Σデ、デート!?」
「というわけだから開けてくれないかー?」
「えーと・・・ボク今日用事が・・・」
「キミが今日特に用事がない事は蘭君から聞いてるよー」
「(らーーーーん!!)
え、っとー・・・どうしても今日じゃなきゃダメ?」
「ダーメ♥️」
「・・・・・ちょっと待って、着替えてくるから」
心の中でため息を吐き、コナンは世良と出かける事にした。
後ろにコナンを乗せて世良は上機嫌でバイクを走らせる。
「ところでどこに連れて行くの?」
「まずは映画館に行ってー、その後ご飯だろー?それから服見てー」
「(そんなに・・?)」
世良の行動に疑問を抱くコナン。
バイクを走らせて数十分後、映画館に着きロビーに入る。
「何の映画観るの?」
「今流行りの探偵ものの映画だよ。ほらよくCMでも流れてるだろ?」
「ああ、あの映画!」
「そうそう。なんか面白そうだからさ、キミと観に行きたくて」
「へー」
世良は2人分のチケットとポップコーンや飲み物を買っていく。この時コナンが自分の分を払うと言ってきたが世良が頑なに受け取らなかった。
世良の行為に甘える事にしてコナンは映画を楽しむ事に。
2時間後―――
「単純なストーリだったけど、真犯人が2人いた事には驚いたな」
「うん。それにアクションも凄かったよね。特にカーアクション」
「だよなー。まぁ実際はスタントマンがやってるんだろうけど、現実であそこまでするヤツはいないよな」
「そ、そだね・・・。(赤井さんや安室さんならやりかねねーι)」
安室のドライビングテクを実体験したコナンは心の中で乾いた笑みを浮かべる。
赤井はわからないが多分やるだろうと推測。
「じゃあご飯食べに行こうか。ココいろんな飲食店があるんだ。コナン君は何が食べたい?」
「でもボクポップコーンでお腹がいっぱい」
「でもそれだけじゃ物足りないだろ?あっ、だったらコナン君が食べきれなかったご飯はボクが食べてあげるよ」
「いやいやそんな悪いよ」
2人が映画館から出て飲食店が並ぶ階に向かっていると世良のスマホからバイブ音が響き出した。
「ん?誰から?・・・・・・Σええーー!!?」
「ど、どうしたの?」
母――メアリーからのメールで、内容は<お前に手伝ってもらいたい事がある。すぐに帰ってこい>とのこと。
その内容に思わず大声を出してしまったのだ。
「ごめんコナン君っ!!ボク急に帰らなくちゃいけなくなっちゃったんだ!あっ、でも安心して!ちゃんと探偵事務所には送り届けるからさ!!」
「別に良いよ。バスに乗っていけばどうってこと・・」
「あれ?真純?それにコナン君も」
世良の後ろから自分達の名前を呼ばれ、そちらに目を向ける。
そこには私服姿の秀吉が不思議そうな顔をしていた。
「吉兄!ちょうど良かった!!」
「え?」
「ボク急用が出来ちゃって急いで帰らなくちゃいけなくてさ、悪いんだけどコナン君を探偵事務所に送ってくれないか?」
「そんないいよ!悪いって・・」
「僕は別に構わないよ」
「Σえ!?」
コナンが断ろうとするがなんと秀吉は引き受けた。
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