しゃーねぇ、買ってくるか・・。



　　　　　　　♥バレンタインは奪い愛♥



「赤井さん、安室さん。はいこれ。バレンタインのチョコ」

「俺達にか？」

「うん」

「ありがとうコナン君！大事に取っておくよ！」

「いや、食べてよ安室さん・・・」

「・・たしかに、食べるの勿体無いな」

「赤井さんまで・・。２人には去年お世話になったから、お礼したいなと思って」

「ちょっと待て」

「ジン。何故お前がここにいる？」

「赤井秀一、今はお前に構ってる時間はない。江戸川コナン！俺のチョコは！？」

「は？無いに決まってるだろ」

「何故だ！？」

「逆に何で敵にチョコ渡さねぇといけねーんだよ」

「「たしかに」」

「敵だろうとそんな事は関係ねぇ。周りの目なんて気にせず、自分に正直になれ！！」

「いや、正直も何も本当に無いから。お前の分」

「∑！！！？（ｶﾞｰﾝ）
・・・な、何故だ・・・去年映画であんなにお前への愛を叫んだというのに・・届かなかったというのか・・・！？」

「叫んでねぇだろ。何勝手に映画の内容別物にしようとしてんだよ？」

「あの映画は俺とお前のラブストーリーだ！」

「ちげぇよ！！見て下さった方々やスタッフさん達に失礼だろ！！」

「そうですよジン。あの映画は僕とコナン君とのラブストーリーです」

「・・あれ？安室さんも何言ってるの？ねぇ？」

「まぁようは、あの映画はボウヤを中心に俺達がボウヤを奪い愛をするそういうストーリーだ」

「赤井さんのも違うよ！！というか話が脱線してない！？」

「ハッ！そうだ。・・・よし、今から場所移動するぞ」

「は？・・・何するつもりだ？」

「お前にチョコをかけてお前ごと食「「させるかっ！」」

「赤井秀一、バーボン・・・邪魔をするな」

「お前みたいな変態にボウヤはやらん」

「今の僕は無敵ですよ。何故ならコナン君から愛が詰まったチョコを貰いましたから！！」

「(アレ、店で買ったチョコなんだけど・・・)」

「邪魔するなら消す」

「やってみろ」

「赤井秀一、不本意ですが手を組みましょう」

「(もう勝手にやってくれ・・・)」




ＥＮＤ