仲良く?調理実習
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チラッと時計を見ると調理終了まであと僅か。
勿論先程まで焼いてたバンバーグ(だと思うらしきもの)は炭と化した。
「あーもう時間がねぇから野菜炒めに変更しろ」
「ヤダッ!!」
「やだって、お前なぁ・・・」
「・・・約束、したんだから」
リルカの顔には諦めが無く、レイは大きな溜め息を吐くとリルカの洗い物を手伝う。
「ちょ、ちょっと、何y「うるせぇ!!!テメェはさっさと台の上のやつを片付けろ!!!」ΣΣ!!!!??」
突然怒鳴り出したレイにビクッと固まってしまう。
「そこ片付けたら牛乳に牛豚ミンチに卵持ってこい!!
見てらんねぇんだよテメェのやり方は!!!ゴチャゴチャ言わずさっさとしろ!!!!」
「な・・・な・・・」
「・・・さっさと作るぞ。ハンバーグ」
「・・・っ!」
レイの気遣いに、リルカの心が暖かく感じた。
「だから計量器でちゃんと計れっ!!!ミキサー使うな手で捏ねるんだよ!!!
ちゃんと空気抜け形ぐちゃぐちゃじゃねぇか!!?みりん入れるバカがどこにいんだよ!!!!?」
「ちょっ!そんないっぺんに言わないでよ!!!」
ギャーギャー言い合いながらも協力し合ってるレイとリルカの姿に皆唖然と見ていた。
「なっ。仲良くやってるだろ?」
「う、うん・・・微妙だけど・・・」
そして調理終了と同時にリルカ(&レイ)のハンバーグが完成した。
が、形はなったものの何故か黒く焦げてる。
「・・・・・・・・・・(嘘だろオイ。俺が協力してやってこの有り様って。コイツどんだけ不器用なんだ、よ・・・)」
リルカの顔を見ると悲しそうで、今にも泣き出しそうな顔をしていた。
うっ、と良心が微かに痛み、頭をガシガシ掻いて#リルカのところに赴き、そして、
「だーーーもーーー!!!南無阿弥陀仏っ!!!!」
勢い良くリルカのハンバーグをバグッと一口食べた。
「「「「(ΣΣいったーーーー!!!?)」」」」
みんなが見守る中、レイの反応は・・・
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