今年はリモートで
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我慢ばかりしてたらそれこそ体に悪いって。
▽今年はリモートで▽
今日は愛する恋人の誕生日。だから彼の所に誕生日ケーキを届けてたくさんおめでとうって言ってお祝いするって決めてた。
なのに・・・
新型ウイルスのせいで会えない・・・
本当は直接お祝いしたかったのに、彼は・・・ソフトンさんは万が一の事を考えて暫く会うのは控えようって・・・
「まさか今年はこんな形でお祝いする事になるなんてね」
「別にオレは良かったんだが・・・。だがやはり嬉しいものだ。ありがとう、名無し」
直接お祝いできなかったので、考えたのがリモートでお祝いする事に。
画面越しだがソフトンさんの顔を見てようやく言える。
「誕生日おめでとう、ソフトンさん」
「ありが」
ピンポーン
「・・?誰か来たのか?スマナイ、少し待っててくれ」
ソフトンさんがお礼の言葉を言おうとした途中でチャイムが鳴った。
ソフトンさんが画面から消えた。
時間からしておそらく私からの誕生日プレゼントが届いたんだ。
「・・・・・名無し、お前からの贈り物が来たんだが・・。それもクール便で」
「開けてみて☆」
私は抑えきれない笑顔でそう言った。
ソフトンさんは言われた通り箱を開けていく。
「これは・・・・・ケーキ?誕生日ケーキか!」
「正解!誕生日アイスケーキだよ!」
私からの誕生日プレゼント、それは誕生日アイスケーキ!
作るの大変だったけど、彼の為なら頑張れた!!
「ソフトンさんが作るものに比べたら私のなんてまだまだですけど、味は保証します!」
「・・・ありがとう。しっかり味わっていただく。・・・・・・・」
「・・あれ?どうしたの?」
「・・・・・勝手な事だ。もし、もし万が一お前にウイルスが移ったらと思って会うのを自粛していたのだが・・・・・・
お前に、直接会って抱き締めてありがとうと伝えたい・・!勝手なオレを許してくれ、名無し」
「・・・・ソフトンさん、明日会いましょう」
「・・え」
「いいじゃない1回ぐらい会っても!逆にストレス溜まるって!
それに今日はソフトンさんの誕生日なんだから、そんな我が儘言っても良いですよ」
「名無し・・・」
「あ!そうだ!部屋の至るところにアマビエの絵を描きます!それなら簡単にウイルスに感染しませんよね?」
「・・・それはそれで落ち着かない気がするが・・・」
翌日、私が作った誕生日アイスケーキを持ったマスク姿のソフトンさんを笑顔で出迎えた。
そしてアマビエの絵をあちこちに貼った部屋で彼の誕生日を改めてお祝いした。
私は気にしなかったけど、ソフトンさんは落ち着かない様子だった。
終わり
▽今年はリモートで▽
今日は愛する恋人の誕生日。だから彼の所に誕生日ケーキを届けてたくさんおめでとうって言ってお祝いするって決めてた。
なのに・・・
新型ウイルスのせいで会えない・・・
本当は直接お祝いしたかったのに、彼は・・・ソフトンさんは万が一の事を考えて暫く会うのは控えようって・・・
「まさか今年はこんな形でお祝いする事になるなんてね」
「別にオレは良かったんだが・・・。だがやはり嬉しいものだ。ありがとう、名無し」
直接お祝いできなかったので、考えたのがリモートでお祝いする事に。
画面越しだがソフトンさんの顔を見てようやく言える。
「誕生日おめでとう、ソフトンさん」
「ありが」
ピンポーン
「・・?誰か来たのか?スマナイ、少し待っててくれ」
ソフトンさんがお礼の言葉を言おうとした途中でチャイムが鳴った。
ソフトンさんが画面から消えた。
時間からしておそらく私からの誕生日プレゼントが届いたんだ。
「・・・・・名無し、お前からの贈り物が来たんだが・・。それもクール便で」
「開けてみて☆」
私は抑えきれない笑顔でそう言った。
ソフトンさんは言われた通り箱を開けていく。
「これは・・・・・ケーキ?誕生日ケーキか!」
「正解!誕生日アイスケーキだよ!」
私からの誕生日プレゼント、それは誕生日アイスケーキ!
作るの大変だったけど、彼の為なら頑張れた!!
「ソフトンさんが作るものに比べたら私のなんてまだまだですけど、味は保証します!」
「・・・ありがとう。しっかり味わっていただく。・・・・・・・」
「・・あれ?どうしたの?」
「・・・・・勝手な事だ。もし、もし万が一お前にウイルスが移ったらと思って会うのを自粛していたのだが・・・・・・
お前に、直接会って抱き締めてありがとうと伝えたい・・!勝手なオレを許してくれ、名無し」
「・・・・ソフトンさん、明日会いましょう」
「・・え」
「いいじゃない1回ぐらい会っても!逆にストレス溜まるって!
それに今日はソフトンさんの誕生日なんだから、そんな我が儘言っても良いですよ」
「名無し・・・」
「あ!そうだ!部屋の至るところにアマビエの絵を描きます!それなら簡単にウイルスに感染しませんよね?」
「・・・それはそれで落ち着かない気がするが・・・」
翌日、私が作った誕生日アイスケーキを持ったマスク姿のソフトンさんを笑顔で出迎えた。
そしてアマビエの絵をあちこちに貼った部屋で彼の誕生日を改めてお祝いした。
私は気にしなかったけど、ソフトンさんは落ち着かない様子だった。
終わり