お礼はチョコを
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クソ・・・ホワイトデー覚悟しろよ・・・///
♡お礼はチョコを♡
本日2月14日はバレンタインデー。
学校内ではチョコの甘い香りや甘い雰囲気が所々漂ってる。
チョコをあげたり貰ったり、中にはチョコくれー!と自ら貰いに行く人やそんな人に問答無用と言わんばかりに返り討ちにする人等様々だ。
そんな中、1人の女子生徒が小さな紙袋を持って屋上へ続く階段を駆け上がっていく。
ドアの前に着くと足を止め、深呼吸をして心を落ち着かせる。
そして意を決した顔でドアノブを掴み、焦りを抑えてゆっくりドアを開ける。
そこにはお目当ての人物が・・・・・・いなかった。
屋上の隅々まで探すが、いない。
思わずガックリと項垂れてしまう学級委員長のメイ。
教室にもいなかったので、サボり場所のここだと思ったが違った。
あと探してない所と言うと、彼が心から崇拝してるオレンジトゲの先輩の所だ。
しかしその先輩がどこにいるのか分から・・・
「ギブミーーチョコレートーー!!!」
バリーン!
「おやびーーん!!!」
「・・・あそこだ・・・」
突然オレンジトゲの先輩―首領パッチ―の叫び声と窓ガラスが割れる音が聞こえた。
そしてもう1人、メイが現在進行形で探してる人物―破天荒―の声も聞こえた。
メイは急いで屋上から駆け降り、首領パッチが落下した場所まで走る。
しかし授業開始まで残り5分とせまってる事に気付く。
破天荒は首領パッチに付き添うだろうと考えたメイは仕方無く次の休み時間にまた探す事にした。
しかし破天荒の姿が見つからない。
それから休み時間の度メイは破天荒を探すがなかなか見つからず、そうこうしてる間に放課後になってしまった。
「・・・・・結局渡せれなかったな・・・」
トボトボと帰り道を歩くメイ。
紙袋から何かを取り出す。
リボンで綺麗にラッピングされた袋。中身はもちろんチョコ。
それを見ながら溜め息を吐く。
俯いていた為人とぶつかってしまった。
「キャッ!・・・あ、すみません。よそ見をしてしまって・・・」
「いいよいいよー。その代わりコレ、戴くから」
「ちょ、」
ぶつかった相手は他校の男子だった。
彼の他に男子2人いて、3人共チャラチャラした印象だ。
「やったーチョコゲットー」
「ヒュー。俺にも1つくれよ」
「ちょっと!返してよ!」
「えー?どーせ好きな人に渡せなかったもんでしょ?
だから俺が代わりに食べてやろーとしてんじゃん」
「うお、やっさしー」
「だろ?」
「どこがよ!?ちょっと!!人のもの取らないで!!」
「うるせーな、このブス!」
「おいおい、ブスはヒドすぎっしょ」
「いや・・・よく見たら可愛いぞ」
チョコを取り返そうと手を伸ばすが高く上げられてしまって届かず、すると男子の1人がメイの顎を掴み無理矢理自分の方に向かせた。
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♡お礼はチョコを♡
本日2月14日はバレンタインデー。
学校内ではチョコの甘い香りや甘い雰囲気が所々漂ってる。
チョコをあげたり貰ったり、中にはチョコくれー!と自ら貰いに行く人やそんな人に問答無用と言わんばかりに返り討ちにする人等様々だ。
そんな中、1人の女子生徒が小さな紙袋を持って屋上へ続く階段を駆け上がっていく。
ドアの前に着くと足を止め、深呼吸をして心を落ち着かせる。
そして意を決した顔でドアノブを掴み、焦りを抑えてゆっくりドアを開ける。
そこにはお目当ての人物が・・・・・・いなかった。
屋上の隅々まで探すが、いない。
思わずガックリと項垂れてしまう学級委員長のメイ。
教室にもいなかったので、サボり場所のここだと思ったが違った。
あと探してない所と言うと、彼が心から崇拝してるオレンジトゲの先輩の所だ。
しかしその先輩がどこにいるのか分から・・・
「ギブミーーチョコレートーー!!!」
バリーン!
「おやびーーん!!!」
「・・・あそこだ・・・」
突然オレンジトゲの先輩―首領パッチ―の叫び声と窓ガラスが割れる音が聞こえた。
そしてもう1人、メイが現在進行形で探してる人物―破天荒―の声も聞こえた。
メイは急いで屋上から駆け降り、首領パッチが落下した場所まで走る。
しかし授業開始まで残り5分とせまってる事に気付く。
破天荒は首領パッチに付き添うだろうと考えたメイは仕方無く次の休み時間にまた探す事にした。
しかし破天荒の姿が見つからない。
それから休み時間の度メイは破天荒を探すがなかなか見つからず、そうこうしてる間に放課後になってしまった。
「・・・・・結局渡せれなかったな・・・」
トボトボと帰り道を歩くメイ。
紙袋から何かを取り出す。
リボンで綺麗にラッピングされた袋。中身はもちろんチョコ。
それを見ながら溜め息を吐く。
俯いていた為人とぶつかってしまった。
「キャッ!・・・あ、すみません。よそ見をしてしまって・・・」
「いいよいいよー。その代わりコレ、戴くから」
「ちょ、」
ぶつかった相手は他校の男子だった。
彼の他に男子2人いて、3人共チャラチャラした印象だ。
「やったーチョコゲットー」
「ヒュー。俺にも1つくれよ」
「ちょっと!返してよ!」
「えー?どーせ好きな人に渡せなかったもんでしょ?
だから俺が代わりに食べてやろーとしてんじゃん」
「うお、やっさしー」
「だろ?」
「どこがよ!?ちょっと!!人のもの取らないで!!」
「うるせーな、このブス!」
「おいおい、ブスはヒドすぎっしょ」
「いや・・・よく見たら可愛いぞ」
チョコを取り返そうと手を伸ばすが高く上げられてしまって届かず、すると男子の1人がメイの顎を掴み無理矢理自分の方に向かせた。
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