出会いがきっかけ
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『ビュティちゃん、だよね?』
「Σぅえ!?ぁ、は、はい!!」
突然名前を呼ばれて、思わず変な声を出しながら顔をバッと上げ返事をする。
『初めまして、だよね?あたし、華蓮と言います。本日はよろしくお願いします』
「こ、こちらこそ!よろしくお願いしますっ!!
あ、あの!私、お2人のファンで、CDも全部持ってます!今日は、一緒に共演出来る事に凄く楽しみにしてました!!」
『本当?嬉しい!あたしもビュティちゃんのファンなの。このドラマも毎週見てて、共演の話が来た時あたしすぐに引き受けちゃって』
嬉しそうに話す華蓮を見て、ビュティも少しずつ緊張を解かしていく。
「あ、ありがとうございます・・・///
私も、華蓮さんと共演出来ると聞いた時嬉しくて・・・」
『そんな、さん付けはやめて。普通に呼んでいいよ』
「じゃあ・・・華蓮、ちゃん?」
『うん。よろしくね、ビュティちゃん』
笑顔で手を差し出す華蓮にビュティは嬉しくなり、こちらも笑顔で握手を交わした。
【華蓮。そろそろ時間だ】
『ぁ、うん。てか、廉瓜もちゃんと挨拶・・』
【廉瓜だ。華蓮の保護者みたいなもんだ。華蓮にとってドラマ撮影は初めてなものなのでよろしく頼む】
「ビュティのマネージャーのスズです。こちらこそよろしくお願いします」
華蓮が挨拶を促す前に廉瓜も挨拶を済ませた。
口が開いた状態で廉瓜を見つめる華蓮。
すぐに口を閉じ、拗ねたようにそっぽを向いた。
【・・・そんな顔で撮影するなよ?】
『分かってる!』
「ビュティさん!華蓮さん!お願いします!」
「『はーい!』」
スタッフに呼ばれ、いよいよ撮影が開始された。
撮影は順調に進み、予定時間よりも早く終了した。
「スゴイ!上手だったよ!」
『そんな・・///
ビュティちゃんの足を引っ張らないようにいっぱい練習したんだ。でも、それでもやっぱりビュティちゃんが一番上手だよ』
「あ、ありがと・・・///」
すっかり打ち解けた華蓮とビュティを、廉瓜が離れたところからジーッと見ていた。
それから数日後。
「何だろう?話って」
「さあ?」
社長に呼ばれたビュティとスズは社長室に向かう。
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