サンタからX'masケーキを
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『ふぅ、ちょっと風に当たろう』
「華蓮」
『Σわっ!ビックリした・・・破天荒さん、どうしたんですか?』
「いや、別に・・・」
『・・?・・・何か、怒ってます?』
「怒ってねぇ」
『え?でも怒ってる顔してますよ』
「・・・何でそんな格好してんだよ・・・」
『こんな格好って、サンタコス?・・・似合いませんよね・・・』
「そうじゃねえ。似合ってる。すっげえ似合ってる。
・・・こんな可愛いサンタを、他の奴らに見せたくなかった」
『破天荒さん・・・』
ギュッ
『わっ。・・・・・破天荒さん、意外と嫉妬深いですね』
「悪いか?」
『ううん。嬉しい。あっ。破天荒さんケーキ食べました?』
「華蓮が食べさせてくれるなら」
『フフ。甘えん坊さん』
「華蓮・・・」
『んっ』
「あれ?華蓮どこ行った?
・・・あれ?OVER兄ケーキ食べてないじゃないか。食欲無いのか?」
「・・・お前、オレが甘いもの苦手だって事知ってんだろ」
「あ。そうだった?まあでもせっかくだし、食ってくれよ。ほら、アーン」
「Σは!?いや、自分で食う!!!」
「遠慮するなって。ほら」
「お前おもしろがってるだろ!?」
「そんな事ねぇって (笑)」
「嘘つけ!!Σんぐっ」
「どうだ?」
「・・・ウマイ」
「だろ」
それぞれが幸せな一時を過ごす中、外では雪が降っていた。
END