毎日君とお茶をしたい
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落ちるまであと少しだな・・。
▽毎日君とお茶をしたい▽
「ここは静かだな・・」
マネーキャッスルの中庭にて、ハレクラニとお茶をしていたレイがふと呟く。
ハレルヤランドの中心にそびえ立っている為周りの喧騒はここにも聞こえる。
なのでレイの呟きにハレクラニは首を傾げた。
「・・・どこが静かだというのだ?」
「いや・・まったく静かじゃないけどさ、何て言うか・・・そうここまでうるさく聞こえないというか・・・落ち着くというか・・・」
「・・ほぅ・・・。なら、これから毎日ここで茶を楽しむか?」
レイの手をそっと握り、微笑して口説いてきた。
「そんな毎日ここに来れる電車賃がねぇよ」
「そうではなく、ここに住め。苦労はさせん」
レイの目を見つめながら、ハレクラニはレイの手の甲に軽くキスを落とす。
その仕草が様になっていて、レイの心臓が大きく鳴る。
手を引っ込めて赤くなっている顔を反らし、落ち着かせようと必死になる。
少しして落ち着きを取り戻し、ハレクラニの方に振り向くがまだ恥ずかしさが残っていて目を合わさず返事をする。
「遠慮する。ここにいたら暇になるだろうし、今の生活はそれなりに悪くねぇからな」
「・・・そうか。残念だ」
「ま、ありがとな。ごちそうさん」
残りの紅茶を一気に飲み、椅子から腰を上げて帰ろうとする。
「レイ、次はいつ来てくれる?」
「そうだな・・・うまい茶菓子があって懐に余裕があったら、かな?」
「そうか。いつ来てもいいよう最高級の菓子を用意しておこう」
「ハハ。じゃあな」
「・・・レイ」
振り向けばいつの間にかすぐ近くまで来ていて、ハレクラニはレイの両頬に手を添え上に向かせる。
そして顔を近付けレイの額にキスを落とした。
ハレクラニの行動にさっきよりも顔が赤くなり、恥ずかしくてレイはハレクラニのガラ空きの腹にパンチした。
「ぐふっ!?」
「ぉ、おま、ばっ・・・いきなり・・・・・・バカヤローー!!!/////」
上手く言葉が出ず、やっと出たその一言を叫ぶとサッサと出ていった。
思いっきり喰らったハレクラニは腹に手を押さえて痛さに蹲る。
ふと、顔を真っ赤になったレイを思い出すとフッと小さく笑う。
「・・・可愛いヤツだ。さて、レイの店に客の手配をさせよう」
「ったくハレクラニのヤローからかいやがって・・。あーくそっ、熱いな///」
まだ微かに赤くなってる顔に手でパタパタ扇ぐレイは、ふとハレクラニの微笑を思い出す。
「(あの笑みで落ちる女はいるだろうに・・・何で俺に向けるんだ?)」
ハレクラニの気持ちに気付くのはいつの日になるのやら。
END
▽毎日君とお茶をしたい▽
「ここは静かだな・・」
マネーキャッスルの中庭にて、ハレクラニとお茶をしていたレイがふと呟く。
ハレルヤランドの中心にそびえ立っている為周りの喧騒はここにも聞こえる。
なのでレイの呟きにハレクラニは首を傾げた。
「・・・どこが静かだというのだ?」
「いや・・まったく静かじゃないけどさ、何て言うか・・・そうここまでうるさく聞こえないというか・・・落ち着くというか・・・」
「・・ほぅ・・・。なら、これから毎日ここで茶を楽しむか?」
レイの手をそっと握り、微笑して口説いてきた。
「そんな毎日ここに来れる電車賃がねぇよ」
「そうではなく、ここに住め。苦労はさせん」
レイの目を見つめながら、ハレクラニはレイの手の甲に軽くキスを落とす。
その仕草が様になっていて、レイの心臓が大きく鳴る。
手を引っ込めて赤くなっている顔を反らし、落ち着かせようと必死になる。
少しして落ち着きを取り戻し、ハレクラニの方に振り向くがまだ恥ずかしさが残っていて目を合わさず返事をする。
「遠慮する。ここにいたら暇になるだろうし、今の生活はそれなりに悪くねぇからな」
「・・・そうか。残念だ」
「ま、ありがとな。ごちそうさん」
残りの紅茶を一気に飲み、椅子から腰を上げて帰ろうとする。
「レイ、次はいつ来てくれる?」
「そうだな・・・うまい茶菓子があって懐に余裕があったら、かな?」
「そうか。いつ来てもいいよう最高級の菓子を用意しておこう」
「ハハ。じゃあな」
「・・・レイ」
振り向けばいつの間にかすぐ近くまで来ていて、ハレクラニはレイの両頬に手を添え上に向かせる。
そして顔を近付けレイの額にキスを落とした。
ハレクラニの行動にさっきよりも顔が赤くなり、恥ずかしくてレイはハレクラニのガラ空きの腹にパンチした。
「ぐふっ!?」
「ぉ、おま、ばっ・・・いきなり・・・・・・バカヤローー!!!/////」
上手く言葉が出ず、やっと出たその一言を叫ぶとサッサと出ていった。
思いっきり喰らったハレクラニは腹に手を押さえて痛さに蹲る。
ふと、顔を真っ赤になったレイを思い出すとフッと小さく笑う。
「・・・可愛いヤツだ。さて、レイの店に客の手配をさせよう」
「ったくハレクラニのヤローからかいやがって・・。あーくそっ、熱いな///」
まだ微かに赤くなってる顔に手でパタパタ扇ぐレイは、ふとハレクラニの微笑を思い出す。
「(あの笑みで落ちる女はいるだろうに・・・何で俺に向けるんだ?)」
ハレクラニの気持ちに気付くのはいつの日になるのやら。
END