旧·過去拍手文
〔メリーさん〕
夢主:毒舌夢主(ルミナ)
深夜2時。ベッドで気持ち良さそうに眠るルミナ。
――ピピピピ ピピピピ
すると突然ルミナの携帯が鳴り出した。
当然その着信音にルミナは起きた。
しかし起きたからと言って出る気はなくそのまま放置。
――ピピピピ ピピピピ ピピピピ ピピピピ
しかし着信音は鳴り止まない。
「・・・うるさいわね・・・」
鳴り止まない着信音にルミナが不機嫌な声で小さく漏らす。
そして布団から手を伸ばし携帯を手に取る。
画面には非通知と映し出されていた。
しかし深く考えず電話に出た。
「もしもし、私メリー「おかけになった電話は現在出る事が出来ません。発信音の後にメッセージをどうぞ」
――プツ
電話の相手が名乗るがルミナはソレを遮り、発信音を発する事もせず勝手に電話を切った。
携帯を傍に起き、再び眠りにつこうとする。
――ピピピピ ピピピピ
「・・・・・・」
しかしまたしても着信音が鳴り出した。
ルミナは無言で、不機嫌さを増して電話に出た。
「もしもし、私メ「おかけになった電話は電波の届かない所にあるか電源が入っておりません。2度とかけてこないでください」
――プツ
相手が名乗るがまたしてもルミナはソレを遮り電話を切った。
今度こそ眠りにつこうと
――ピピピピ ピピピピ
・・・するが、3度目の着信音が鳴り出した。
ルミナはもう一度出る。
「ねぇ最後まで言わ
――プツ
相手が何か言ってるかルミナは電話を切った。
――ピピピピ ピピピピ ピピピピ ピピピピ
しかし相手もしつこく4度目の電話を掛けてきた。
ルミナは溜め息をつき、電話に出た。
「もう言うわよ!今私アナタの後ろにいるの!!」
電話の相手が言い切り、しかしルミナは振り返らず電話越しに言う。
「それで?」
「・・え?」
「え?じゃないよ。言っておくけど勝手に家の中に入るのって不法侵入よ。犯罪なの。分かる?
そもそも何でこんな事をしてるの?暇なの?私は貴女と違って忙しい身なの。何で私を選んだの?どうせ選ぶのなら犯罪者とかDQNとかを選びなさいよ。それとも何?貴女はそういう人達を狙う事が出来ない臆病者なの?
不法侵入する度胸があるのならそれくらい出来るんじゃないの?違う?」
「・・・・・・・・」
「何か言う事は?」
「・・・ごめんなさい・・・」
電話越しで、ルミナの後ろから涙声の女の子――メリーの謝罪が聞こえた。
後ろの気配が消え、ルミナは電話を切り、今度こそ眠りについた。
「と言う事があったのよねぇ。それと着信履歴にはその非通知の表示が無かったの」
「そ、そうか・・・ι」
夜中に起こった出来事をカネマールに話すルミナ。
話を聞いたカネマールは電話の相手――メリーに同情したとか。
終わり
夢主:毒舌夢主(ルミナ)
深夜2時。ベッドで気持ち良さそうに眠るルミナ。
――ピピピピ ピピピピ
すると突然ルミナの携帯が鳴り出した。
当然その着信音にルミナは起きた。
しかし起きたからと言って出る気はなくそのまま放置。
――ピピピピ ピピピピ ピピピピ ピピピピ
しかし着信音は鳴り止まない。
「・・・うるさいわね・・・」
鳴り止まない着信音にルミナが不機嫌な声で小さく漏らす。
そして布団から手を伸ばし携帯を手に取る。
画面には非通知と映し出されていた。
しかし深く考えず電話に出た。
「もしもし、私メリー「おかけになった電話は現在出る事が出来ません。発信音の後にメッセージをどうぞ」
――プツ
電話の相手が名乗るがルミナはソレを遮り、発信音を発する事もせず勝手に電話を切った。
携帯を傍に起き、再び眠りにつこうとする。
――ピピピピ ピピピピ
「・・・・・・」
しかしまたしても着信音が鳴り出した。
ルミナは無言で、不機嫌さを増して電話に出た。
「もしもし、私メ「おかけになった電話は電波の届かない所にあるか電源が入っておりません。2度とかけてこないでください」
――プツ
相手が名乗るがまたしてもルミナはソレを遮り電話を切った。
今度こそ眠りにつこうと
――ピピピピ ピピピピ
・・・するが、3度目の着信音が鳴り出した。
ルミナはもう一度出る。
「ねぇ最後まで言わ
――プツ
相手が何か言ってるかルミナは電話を切った。
――ピピピピ ピピピピ ピピピピ ピピピピ
しかし相手もしつこく4度目の電話を掛けてきた。
ルミナは溜め息をつき、電話に出た。
「もう言うわよ!今私アナタの後ろにいるの!!」
電話の相手が言い切り、しかしルミナは振り返らず電話越しに言う。
「それで?」
「・・え?」
「え?じゃないよ。言っておくけど勝手に家の中に入るのって不法侵入よ。犯罪なの。分かる?
そもそも何でこんな事をしてるの?暇なの?私は貴女と違って忙しい身なの。何で私を選んだの?どうせ選ぶのなら犯罪者とかDQNとかを選びなさいよ。それとも何?貴女はそういう人達を狙う事が出来ない臆病者なの?
不法侵入する度胸があるのならそれくらい出来るんじゃないの?違う?」
「・・・・・・・・」
「何か言う事は?」
「・・・ごめんなさい・・・」
電話越しで、ルミナの後ろから涙声の女の子――メリーの謝罪が聞こえた。
後ろの気配が消え、ルミナは電話を切り、今度こそ眠りについた。
「と言う事があったのよねぇ。それと着信履歴にはその非通知の表示が無かったの」
「そ、そうか・・・ι」
夜中に起こった出来事をカネマールに話すルミナ。
話を聞いたカネマールは電話の相手――メリーに同情したとか。
終わり