旧·過去拍手文
「・・・じいちゃんじゃない?・・・地毛?地毛ってことは元から・・・
・・・ああ!つまり若白髪ってやつ?大変ですな~」
ビシッ
またもや周囲の人たちが固まってしまった。
もうスモーカーに至ってはいつ血管が切れるかヒヤヒヤです。
うんうんと何を納得してるのか頷くしんのすけにたしぎが話し掛けた。
「と、ところでしんのすけ君・・・」
「オラのことはしんちゃんって呼んで」
「う、うん・・・。
しんちゃん、お母さんとはぐれちゃったのかな?それともお父さんとかな?」
「うーうん。マルコおじさん」
「・・・まるこ、おじさん・・・?」
しんのすけの言葉にたしぎはある人物が頭に浮かんだ。
それはスモーカーも同じだった。
そして、そこに二人が浮かんでいた人物がやって来た。
「しんのすけ!!たくっ、勝手に離れやがって。何処をほっつき歩いていたん、だ・・・・・・あっ」
「「あ」」
「「「あーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」」」
「テメェは白ひげ海賊団一番隊隊長、“不死鳥”マルコ!!」
「海軍准将、“白猟”スモーカーじゃねぇかよい!!」
「おっ、おーいマルコおじさーん」
「し、しんのすけー!!逃げるぞ!!!」
思わぬ敵との遭遇によりマルコは不死鳥モードになり、急いでしんのすけの元に飛び、鉤爪でしんのすけの服を掴んでそのまま空高くへと飛んでいった。
が、
「・・・逃がすとでも、思ったか!!」
すぐにスモーカーが煙へと変わり、マルコたちを追いかけ始めた。
「うわ、来やがったよい」
「観念しな!!」
逃げるマルコと追いかけるスモーカー。
しかしそんな追いかけっこもすぐに終止符が打たれた。
「じいちゃーん!雲にのって楽するとおからだが弱くなってますます老化にちかづくよー!」
ガクゥ!
「ブフッ!!!?」
しんのすけの悪気のない発言にスモーカーは前のめりし、マルコは思っきり吹き出した。
急にその場に止まったスモーカーはそのまま急降下し、追い掛けることを止めた。
「スモーカーさん!!どうしたんですか?」
「・・・たしぎ、若く見える、肌の良い美容液、持ってないか?」
「ス、スモーカーさん!?一体どうしたんですか!?スモーカーさぁぁぁん!!」
落ち込んじゃったスモーカーさんにオロオロしだすたしぎさん、なんとか逃げ切ることが出来たマルコさんとしんちゃんでした。
終わり
後書き
スモーカーさんすみませんでしたーーーー!!!
久々の拍手更新がこんなんですみませんっっ!!!
しんちゃんにスモーカーさんをじいちゃん呼ばせたかっただけなんです!!決して悪気があって書いたわけではありません!!(嘘付けぇ!!!)
しんちゃんは最初マルコさんと共に街へ買い出しに来たのですが綺麗なお姉さんを発見して付いていってしまいはぐれました。
心の広い方、いつまた更新するか分かりませんが、次回もお楽しみにお待ちください!!