旧·過去拍手文



「かいぞく・・・・・・

海の岸辺?」


「それは海岸」


「海のしんせんなお魚のお料理」


「それは海鮮」


「しまのお外の海」


「それは外海」


「陸にはさまれたせまい海」


「それは海峡」


「海にすむ動物」


「それは海獣」


「海の上」


「それは海上」


「海の中」


「それは海中」


「海辺にすむ鳥さん」


「それは海鳥」


「アザラシ」


「それは海豹」


「おふねがとおる道」


「それは海路」


「あやしい男のひと」


「それは快漢」


「昔をなつかしむこと」


「それは懐旧」


「お城を開け渡すこと」


「それは開城」


「改め変える」


「それは改正」


「気持ちがよくて楽しいこと」


「それは快楽」


「結婚の仲人」


「それは氷人」


「お若いお人」


「それは若衆(わかしゅ)」


「かみなり」


「それは雷(いかずち)」


「かしこい弟」


「それは賢弟」


「にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、お肉で辛いもの」


「それはカレー。

って!途中で海と関係ぇ無くなってるよい!!!」


「・・・・・・おい、お前らいつまでやってんだアホンダラ」



しんのすけとマルコの漫才(?)に痺れを切らした白ひげが声をかけた。



「あっ・・・すまねぇよいオヤジ」


「おお!おっきいーー!」



申し訳なさそうに謝るマルコに対し驚きの声を上げ白ひげを見上げるしんのすけ。



「・・・小僧、お前なんでこの船に乗っているんだ?」


「オラ小僧じゃないぞっ!野原しんのすけだぞ!
間違えないでよね」



しんのすけの叱咤する声に一瞬周りのクルーたちは静かになり様子を伺った。





続く
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