旧·過去拍手文
「おっかえりー!!」
「ただいまでしょ」
幼稚園から帰ってきた野原しんのすけ。
いつもの会話になれたしんのすけは気にせず台所により冷蔵庫を開けようとする。
しかしその前にしんのすけの母、野原みさえがとめた。
「コラ、帰ってきたらまず手洗いとうがい。
出来なければおやつは抜き!」
「え~~~」
「ほらさっさとする」
「ほーい」
手洗いうがいを済まし、再び冷蔵庫を開けようとするしんのすけ。
おやつ(今日はプリンだそうだ)を食べ、居間でゴロゴロと横になる。
「あーーなんか眠ぃ・・・」
「しんのすけ、そんなところで寝てると風邪ひくわよ」
「・・・ガー・・・ガー・・・」
注意するみさえだが、しんのすけはすでに夢の中に旅立ち、みさえの耳に聞こえたのはしんのすけの寝息だった。
仕方なくしんのすけに毛布を被せ、みさえはしんのすけの妹の野原ひまわりを連れてでかけた。
「今日の相手はまあまあ手強かったな」
「そうだな。まっ、俺たちの相手じゃねぇけどな」
「なにもオヤジが出なくても良かったんじゃないかよい?」
「グラララ。今日は暴れてぇ気分だったんだ」
とある島にて、ある一隻の海賊を滅ばしたのはグランドラインでその名は知らない『白ひげ海賊団』。
そこの船長である白ひげこと、エドワード・ニューゲートが景気よく笑っていた。
隊長たちも一緒で、彼らは自分達の海賊船“モビーディック号”に帰路に着いた。
「おかえりー隊長ーー!!!」
「オヤジーー今回の獲物はどうだったんですかー?」
船番してたクルーたちが白ひげと隊長たちを出迎えた。
皆が船に乗り、船は出航した。
そして・・・
「・・・おいマルコ」
「ん?どうしたんだよい?オヤジ」
・・
「アレはなんだ?」
甲板にある自分専用の椅子には・・・
「・・・ガキ、じゃないかよい・・・」
気持ち良さそうに眠っている・・・
「なんだなんだ?」
「どうしたマルコ?オヤジ?」
しんのすけがいた。
続く☆