奥義10 ハレルヤランド―後編―
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今度は普通のサイコロで1の目が出たため天の助が1コマ進む。
すると「ボーナスステージ」へと止まった。
天の助が優雅に構えているとハレクラニが降りてくる。
「おめでとう!ボーナスステージに止まった者には私からプレゼントをするというルールがある」
「何をくれるのかね?」
「死だ」
「ぶーーーーーーーーー!!」
ハレクラニが天の助に攻撃をしているが、ボーボボ達にとってこれはチャンスだった。
「チャンス!ハレクラニが下に降りてきた!!!」
「死ねや!!!!」
ボーボボと首領パッチが力を込めて思いっきり殴る。
が、ハレクラニの体にバリアが張られ届かなかった。
「残念、このゲームに参加したプレイヤーはゲームマスターである私に攻撃を加えることはできないのだよ」
『そんな…!』
「なお攻撃した者は罰金として6億円払ってもらうぞ」
みるみるうちにボーボボと首領パッチの魂からお金が抜き取られやるせない感じになり、ボーボボ達は骨、ではなくどんどんダイヤになっていく。
「くっ…」
「ハッハッハ、稼がせてもらったぞ!!!
どうしたボーボボ、攻略できるんだろう?このゲームを」
ハレクラニは華蓮を魂から抜き取ったお金の上に乗せた。
華蓮はそこから飛び降りようと考えるが両手両足が拘束されては受け身が取れないと断念する。
しかしこのままいるわけにもいかなかった。
『(どうしよ…このままじゃボーボボがダイヤにされちゃう…。
この取り出したお金を魂に戻せば元に戻るはず)』
ハレクラニに気付かれないようそっとお金を手に取る。
そのお金をみんなの魂に戻そうと這いずっていく。
「何をしてる?」
『!!』
しかしハレクラニに見つかってしまった。
「縛ったままだというのに、とんだじゃじゃ馬っぷりだな」
『これ以上アンタの好きにさせない…!』
「だったらキサマがコイツらの変わりにダイヤになるか?」
「待て!ハレクラニ!」
スッと手を前に出して華蓮の魂を具現化しようとする。
途端華蓮の体から魂が出てこようとする。
が、
―ボン
その時、華蓮から煙が発せられた。
「!!? な、何だ!!?」
「…まさか…!」
突然の煙にハレクラニが立ち上がり困惑する。
すると煙の中から何かが飛び出してきた。
それはハレクラニに向かって横蹴りを喰らわした。
「ぶっ!!?」
突然の事に対処ができずモロに喰らったハレクラニは地面に落ちた。
ハレクラニが座っていた椅子には廉瓜が立って見下ろしている。
「廉瓜さん!!」
「……今、ハレクラニに攻撃した……!?何者なんだ?」
突然現れた廉瓜に初めて見るソフトンが驚く。
「……彼は、廉瓜さんって言って……華蓮ちゃんがピンチの時に出てくるんです。今は、それだけしか知らないんですけど…」
_