奥義1 出会い
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日も空は快晴。
だがいつもは賑わう筈のイグアナ村は、毛狩り隊によって毛を狩らされていた。
毛狩り隊によって捕われた少女、名は華蓮。
必死に抵抗するが腕を後ろに捕まれ身動きがとれない。
「プルプー様、コイツです」
『痛いっ!ちょっと離してよ!!』
毛狩り隊員が告げた橋にいる男は、何かの乗り物に乗っているマルハーゲ四天王の1人プルプー。
そして彼の両側には部下であるラムネと禁煙。
「よし、連れていくぞ」
『ちょっと!あたしに何の用よ!』
「あら、この期に及んで まだシラを切るつもり?見苦しいわよ」
『……何のことよ……?』
ラムネの言ってることが分からず、疑問を浮かべる華蓮。
「おっと、これ以上お前に話すことは無い。いくぞ」
『ちょ、ちょっと……!!』
華蓮が連れて行かれようとしたその時、プルプーの頭に何かが飛んできた。
―パコ
「痛てェな。誰だ?」
プルプーが振り向いて見れば、そこには二人のテニスプレイヤーがいた。
犯人はテニスプレーヤー2人だと確信したプルプーは説教をする事に。
プルプーが怒っている間に華蓮は隊員の足を思い切り踏んだ。
「イテェ!!このガキ!」
腕がほどけた隙に腰に差してある小刀を抜き、柄の先端で隊員の腹を殴り気絶させた。
「ぐほっ!?」
「!?…あら、可愛い顔して大層なことするんじゃない」
すぐに小刀を構える華蓮。
「…そんなことより、さっきからそこでこそこそしてるやつ お前何者だ?」
ラムネが華蓮から視線を外して横を見ると、どうやって吊り下がっているのか角ハンガーで干されている下着をこそこそと盗む・・・
「恋泥棒です」
と言う恋泥棒の名は首領パッチ。
「盗まれないわよ!!!!」
「ヤベ、こいつガード固てーーー!!!」
「(Σむ、アイツはボーボボ!!!)」
「違うんだ!!!私はサンタだ!!!けっして下着ドロボーでは…」
「なんてベタな言いわけ!!」
「おやびーん!」
「メリークリスマスメリークリスマス!」
こうして首領パッチは十字架に貼り付けられた。
なんとも緊張感のないやり取りに呆気に取られる華蓮。
_