奥義9 ハレルヤランド―前編―
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「……そう言えと、ハレクラニに脅されたのか?」
『っ!!!……そんなわけないじゃん何であたしが、そんな……』
「華蓮、」
『もういいでしょ!!本当はみんなもあたしがいなくなってせいせいするでしょ!!あたしはみんなに何もやってあげられてないし、何もできない!!迷惑ばっか掛けちゃって…今もこうやって捕まっちゃってるし……あたしは足手まといなんだから!!!
…あたしなんていなくなっちゃえばい…』
「バカヤローーーーーーーーーーー!!!!!」
『っ!!』
「オレ達がいつお前の事を足手まといだなんて言った!!?何もしてない?何もできない?んなわけあるか!!
お前はいつもオレ達のためにいろいろと尽くしてくれてるじゃないか!!
オレ達のために戦おうとしてるじゃないか!!
そんなお前をいなくなってしまえなんて大バカな事思うかーーーーーー!!!」
『……ボーボボ……』
気付くと華蓮の目から大粒の涙がポロポロ流れていた。
「そうだよ……華蓮ちゃんがいなくなっちゃうなんて…私ヤダよ……」
見るとビュティの目にも涙が溜まっていた。
『…ビュティちゃん』
「僕だって…友達がいなくなるのは嫌なのら~~」
『…田楽マン君…』
「あなたと会って、勇気ある人だと思いました。そんなあなたは抜けるべきではないです!!」
『……スズさん』
「そうだぜ!!大体お前がいなくなったら、誰がオレを夜中トイレに連れてってくれるんだよ!?」
『首領パッチ君……それぐらい自分でも行けるようになろう』
「華蓮、お前はオレの「ところてんLOVEクラブ」の会員だ!
勝手に抜け出すことは許さねえぞ!!」
『天の助君……あたしそんなクラブ入った覚えない』
「お嬢さん、これだけみんながあなたの事を大切に思っているんだ。だから悲しい事は言わないで下さい」
『………誰?』
初対面なためソフトンの事が分からなかったが、みんなの気持ちは十分伝わった。
『みんな……Σっ!!! きゃあ!!!』
「華蓮!!!!」
「危ない!!」
「スズさん!!」
ボーボボ達の所に駆けようとする華蓮を巨大化したお金により捕らえられてしまった。
さらに首領パッチに襲い掛かってきたお金から庇うためスズがお金に包まれてしまい、1円玉になってしまった。
「スズさん!!!」
『スズちゃん!!!』
ハレクラニの技だとすぐ分かりハレクラニを睨む。
『手は出さないって言ったじゃん!!!』
「突き放す事が出来たら、な。失敗したキサマが悪い」
両手両足をお金に巻かれ身動き取れず強く、強く歯を食い縛りハレクラニを睨む。
_