奥義9 ハレルヤランド―前編―
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『首領パッチ君何してんの!?』
「このベッドは、ヒロインである私1人の物よ!!!」
『Σ首領パッチ君男でしょ!?』
「キィィィィ、私がヒロインなのよーー!!」
「意味がわかんないよ」
ポカポカとビュティとスズを叩くパチ美、もとい首領パッチを華蓮が止める。
『もーわかった、わかったらやめなって。そのベッドは首領パッチ君が使って良いから』
「……何言ってるの!?アンタも一緒に寝るのよ!!!」
『Σはあ!?何言ってるの!?さっき首領パッチ君このベッドは自分の物だって言ったじゃん!!』
「一緒に寝なさい一緒に寝なさい!!!」
『あのね、あたしだけ寝るわけにもいかないの。ちゃんとビュティちゃんとスズちゃんにもね…』
「ヤダヤダ華蓮と一緒に寝るの!!」
『首領パッチ君…』
「あの、華蓮ちゃん私達の事は気にしないで」
『え、でもあたしだけ悪いよ』
「いえ、私達の事は気にしないでゆっくり休んでください」
『そう?ごめんね』
「わーい♪わーい♪」
『首領パッチ君、ちゃんと2人にお礼言いなよ?』
そんなこんなで夜をむかえ、2人では少々狭いベッドに華蓮と未だパチ美化となってる首領パッチが寝ていた。
首領パッチは鼻提灯を出しながら仰向けに、華蓮は首領パッチに背中を向けて寝ていた。
そんなみんなが寝静まってる中、まさか列車の上でボーボボと天の助がハレクラニの部下、カネマールと対決しているとは誰も思わなかった。
カネマールの伸縮自在槍の攻撃が列車を突き破り、首領パッチに刺さった。
「ぎゃあ!!!!!」
「オラオラ!!」
「何事!!?何事!!?」
ボーボボがカネマールの攻撃を躱すと全部首領パッチに刺さっていく。
まるで狙ってそこに攻撃が行くように躱しているのはきっと気のせいだろう。
隣で寝てる華蓮は唸り声を上げるだけで起きなかった。
ボーボボとカネマールの攻防が繰り返され、槍に刺さって釣り上げた首領パッチも参戦する事となり、さらに列車の上での戦いが激しさを増した。
電車一の称号を持つカネマール相手にボーボボ達はチームワークで勝つと宣言する。
だが実際は首領パッチと天の助を身代わりに使ったりカネマールと一緒に攻撃したりとチームワークの欠片も無かった。
「くっ!調子に乗りやがって!!」
カネマールが槍攻撃をすると再び天井が貫き、今度は華蓮に槍が刺されそうとなった。
そこで煙が発せられた。
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