奥義5 ハジケブロック基地―前編―
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ボーボボと首領パッチが食料を買いに行ってる間華蓮達は公園で留守番していた。
ようやく帰ってきたボーボボと首領パッチ、あと数人のクマ達。
『(何?あのクマ達?)』
首領パッチの手には1人のクマの写真が握られ、「クマ6号~」と涙を流して悲しんでいる。
「どうしたの?何があったの?」
「毛狩り隊にやられた…」
「「Σ!!!」」
「絶対に許さねぇ!!!!絶対に許さねぇぞ毛狩り隊!!!!なぁお前
「「「(コクコクコクコクコクコク)ι」」」
首を勢いよく縦に振るクマ達。
『(…なんかボーボボに脅されてるような…)』
「「絶対に…絶対に…許さない!!!!」」
クマ達と一緒に決めポーズを決め、早速毛狩り隊をぶっつぶそうと意気込む首領パッチだが、ここで破天荒が行けないと言い出した。
「すいません、オレは行けません」
「何ィ!!?」
『どうしたの?破天荒さん』
「仲間達が迎えにきました…オレも行かねばなりません」
『え、仲間って…?ボーボボ達のことじゃないんですか?』
「はっ!!まさか…」
「そうです。産卵の季節なのです…」
『産卵って……ん!』
空を見上げるとたくさんの破天荒が腕を伸ばして体に付け手首をパタパタ動かして飛んでいた。
「「『(破天荒/さんがいっぱい来たー!!!!)』」」
「破天荒は夏になると暖かい土地に卵を産むために一斉に南に向かいます。
オレも破天荒の1人としてこの習性に従うしかないのです…」
「もう、そんな季節か…」
「なんだよコレ!?おかしいよ!!」
『そうだよ!!破天荒さん鳥じゃあるまいしこんなのありえないよ!!!』
だが破天荒が口をくちばしのように変えピヨピヨと言う。
「『(ピヨピヨ言いだしたーーー!!!!)』」
「じゃあなボーボボ!冬には戻ってくるぜ」
「ああ…元気でな」
ボーボボと拳を交わし、そして華蓮のところに近寄ると自分の手を華蓮の頭に乗せて撫でた。
「お前も、元気でな」
『破天荒さん…。また、会えますよね?』
「ああ。お前がオレのこと忘れなければな」
華蓮の頭から手を離し、仲間の元へと飛び立った。
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