奥義4 Zブロック基地
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しかしそんな中、田楽マンも友達になってと声を掛けるが断られる。
「…うう…また友達ができなかった…僕は…僕は一生友達ができないんだ…」
涙を流す田楽マンに華蓮はそっと声を掛ける。
『田楽マン君…
そんなことないよ。友達なら、あたしがなってあげる。
だから泣かないで、ね?』
華蓮の優しさに、周りにいる首領パッチやビュティの優しさに田楽マンはますます涙を溢れだした。
「あ…ありがとう……。
ぼ…僕ずっと友達欲しくて…アニキを見返すとかじゃなくて…本当は…本当は1人ですごい寂しくて…うう…ありがとう…。
…ありが、とう…」
涙を流しながらも何度もお礼を言っていると下半身からスゥと消えてフッと消えてしまった。
「『(成仏したーー!!!!)』」
しかし、ボーボボだけが田楽マンを友達と認めてくれなかった。
『どうしてなのボーボボ!!?』
「田楽マンよ、さっきから聞いていれば「友達欲しい」「友達欲しい」って甘えてるんじゃないのか?
お前は友達を作っちゃダメだ。ずっと1人でいるべきだ」
『だからなんで!?なんで田楽マン君は友達を作っちゃいけないの!?』
「友達欲しがることがそんなにいけないことなの…?僕はずっと1人でいなきゃダメなの…?僕だって…僕だって…友達欲しいよ…」
「んなこと言ってねーだろ!!!!
話をちゃんと聞け!!!」
『Σ思いっきり言ってたじゃん!!!』
「いいか田楽マン、口先だけの友情なんてなんの意味もない。「友達」「友達」口にする程距離は離れていくんだぞ。
少なくともオレは自分の意見を本気でぶつけてくるヤツを友達だと思っている。
「ハートとハートのガチンコ勝負」!!
それができて初めて友達だろ」
『ボーボボ…。
(そういうことが言いたかったのね)』
「ここからはオレとお前、一対一のハートのぶつかり合いといこうじゃねーか。お前の熱い想い…オレにぶつけてこいよ………」
そして田楽マンとボーボボの一騎討ちが始まった。
「うわあああああああ友達欲しいーー!!!!」
「おっしゃーー!!!お前の熱いハートオレが受けとめてやるぜ!!!」
が、
「「「「「「友情パワーー!!!!」」」」
「ぐばっ!!!!」
『Σええええーーー!!!?
一対一って言っておきながらみんなで倒したーーー!!!』
「孤独は罪だ。1人で勝てるワケねーだろ」
『じゃあなんで一対一なんて言ったの!!?』
こうしてZブロック基地は壊滅した。
「(…あの人…誰だったんだろ……?)」
未だビュティはあの時自分達を助けてくれた青年のことが気になっていた。
続く