奥義20 裏マルハーゲ帝国―前編―
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「華蓮ちゃん!」
「華蓮、大丈夫か!?」
『うん、大丈夫。…多分…廉瓜が疲れたから、あたしにもそれが伝わってるんだと思う』
「華蓮ちゃん…」
『大丈夫。向き合うって決めたから』
ニコッと笑う華蓮の笑みに皆何も言わなくなった。
勾玉は華蓮の首にかかっており、白に戻っていた。
『さあ!次のステージに行こう!』
「…そうだな!」
元の服装に戻り(オネェ集団も消えてようやく首領パッチ達は解放された)、次のステージへと向かう華蓮達。
華蓮はビュティや破天荒に支えられながら階段を登っていく。
着いたそこはベルトコンベアーが流れ、その上からガスが噴射し、周りには無数のカプセルがあった。
そしてその中心に女性1人と2匹の生物がいた。
「ウフフ、ようこそ第3ステージ「マッスル・コンベアー」へ。アナタ達は今から筋肉づけになるのよ」
「筋肉漬け?」
ボーボボの後ろにどこから集めたのか知らない筋肉ムキムキなおっさん達や首領パッチと天の助を入れた瓶があった。
「500g下さいな」
「Σキモいよ!!」
「さあ裏四天王最強の力見せてあげるわ!!」
女が服を脱ぎ、危ないお店の女王様が着るようなボンテージへと着替え、その手には鞭が握られていた。
「オーーッホッホッホ!この筋肉スキスキLOVE様がね♥️」
「Σイヤァァーーこの人変態だーーーーーー!!!!」
『裏マルハーゲにはろくなヤツしかいないの!!?』
その後ろでは同じくボンテージ姿の首領パッチ達が変態の宴をしていた。
LOVEがステージの恐ろしさを伝えようとボーボボ・天の助・絶望君を鞭で縛り、ベルトコンベアーに乗せる。
「まずは下のベルトコンベアーがアナタ達を地獄に運ぶわ♥️」
「おすしになった気分」
「く…食いてーーー!!」
『そう?』
「そして「筋肉ガス」放出!!!」
―プシューー
「うわーーっ!上から変なガスが!!」
「この筋肉ガスを浴びた者は…」
「何だ?」
「筋肉ムキムキになっちゃうの♥️」
筋肉ガスを浴びた絶望君の筋肉があり得ないくらいムキムキになり、ボーボボは筋肉と言うよりキン肉(ロビン)になり、天の助にいたってはところてんな為筋肉はつかなかった。
「このコンベアーは進めば進む程「筋肉ガス」の量も増えていく仕組み。そして………最終的にはこうなっちゃうの♥️」
絶望君は巨体になり、ボーボボは将軍となり、天の助は変わり無しで・・・よくわからなくなった。
「地獄の断頭台!!!」
―ドゴ
「グヘブ!!!」
『Σ何してるの!?』
「そして最後は特殊バイオ液に落とされて…私の「筋肉コレクション」に加えられるのよ♥️」
絶望君と天の助は落とされたがボーボボは逃げ、2人は何故かまんざらでもない顔をしていた。
「なんてステージなの!!ヤバイよここ!!」
「あの女、なんて悪趣味なヤツなんだ!!」
『裏四天王の中であの人が一番まともじゃない…』
_