奥義20 裏マルハーゲ帝国―前編―
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【ナイス】
「うわああああやめろーーーー!!」
オカキの叫びなど耳に入れず、3人纏めて一閃した。
「「「ぎゃばあああああーーー!!!」」」
「(パワーアップを除いてもこの力…間違いない、コイツはあの時の…)」
【少しはわかったか?嫌がる相手の気持ちが】
オカキ達が倒れ、撃破した。
「『やった!』」
廉瓜は喜ぶ華蓮とビュティに近付き、1度目を瞑るとフッと口角を上げ2人の頭を撫でた。
【ありがとな】
その笑みにビュティの顔は赤くなり、華蓮は照れ臭そうに小さく笑った。
その様子が気に入らないヘッポコ丸達が間に割り込んだ。
「おい、何でお前と華蓮が分離しているんだ?」
「てか、いつまでこっちに出ているんだ?」
『ちょっとへっくん、破天荒さん』
【………】
「あ?何見てんだよ?」
【お前のそれ…犬か?】
「Σ犬!?何でだハロウィンって言ったら狼男だろ!!」
獣耳+尻尾のついた破天荒の仮装に犬と推測するが否定される。
チラッと華蓮達に視線を向ければ、何故か2人共微妙な顔で頷いた。
首領パッチの忠犬ぷりを思い浮かべての仮装なのだろうと推測。
ヘッポコ丸に目を向ければ、包帯をぐるぐる巻いているのでミイラ男だと感づく。
【…お前達が考えたのか?】
『え?…あぁ…うん』
一瞬何の事かと思ったが、皆の仮装の事だと気付く。
「音楽業界にあの2人を紹介しプロデュースすれば1ヶ月ぐらいで1億、いや2億はいくか…」
「お前…その格好でよく金儲けの事考えられるな…」
上品な吸血鬼の衣装を着たハレクラニに野獣仮装のOVERが呆れ、
「ソフトーン、トリック・オア・トリート!ソフトクリームちょうだーい!」
「持ってない。黒飴なら持ってるからこれで勘弁してくれ」
死神の格好をしたソフトンにフランケンシュタインのボーボボがお菓子を要求、
そして、
いまだオネェ集団に襲われて屍状態のNMM48が目に入る。
【…どういうチョイスなんだか】
『い、いいでしょ別に』
「それよりあの気持ち悪い集団どうにかしろ!!!おやびんが瀕死だ!!」
【そのうち消えるだろ。多分】
『(Σ無責任…ι)』
「あ、あの廉瓜さん、その…私の仮装…どうですか…?///」
【ん?いいんじゃないか?似合ってるぞ】
似合ってると言われ、歓喜するビュティ。
そんなビュティにヘッポコ丸が密かにショックを受け、ソフトンがギョッとした表情で振り向き、華蓮はある事に気付いたりする。
『(あれ?もしかしてビュティちゃん…)』
考え事してたら影が射し、何事だと顔を上げるとすぐ近くまで廉瓜がいる事に気付き驚く。
【………悪い。少し…疲れた…】
目がゆっくり閉じられ、華蓮に倒れようとする。
華蓮はどうすればいいのかわからず、思わずギュッと目を瞑る。
だがぶつかる衝撃は無く、スゥッと自身の体の中に入っていくのを感じた。
途端ガクンっと膝から崩れ落ち、倒れそうになるも破天荒に支えられ倒れずに済んだ。
_