奥義20 裏マルハーゲ帝国―前編―
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「どこから沸いたんだ…?まぁいい、これで3対3だな。改めて3狩リアの開始だ!!」
「たっぷり虐めてあ・げ・る♥️」
「体の隅々までヌルヌルしてやるぜ」
【来てみろ変態外道共、コイツらには指一本触れさせやしない】
「言ってくれるね。そんなにそのブス共が大事って言うのなら姫美ちゃんの攻撃から守ってみなさい!!」
【華蓮、小刀!】
『え?あ、はい!』
華蓮は腰に差してる小刀を鞘ごと廉瓜に渡す。
しかし姫美ちゃんの方が早く仕掛け、廉瓜が腕で受け止めようとするがロープに腕を捕らえられてしまう。
しかし慌てる事無く鞘を口で抜き、ロープを小刀で斬る。
次々と襲いかかってくるロープを斬っていく廉瓜。
そんな中オカキがスプレー缶を取り出し、自分にかけてく。
「(ブヘヘヘ、今のうちにあの子らを…)」
下品に笑いながらスプレーをかけていくと透明になっていき、透明人間へとなった。
そして廉瓜の戦いを見守る華蓮達の所へ近付く。
しかしその姿を廉瓜は視界に捉えていた。
【させるか】
「…気に入った。ねぇアナタ、私のものになりなさい♥️
(私の誘いに断る人なんていない。これでこの人も私のと・り・こ♥️)」
【誰がお前のものになるか。鏡を見てから言え】
サラリと無表情で告げた廉瓜の言葉に、姫美ちゃんはまさか断るとは思ってなかったらしく動きが一瞬止まった。
そしてワナワナと怒りで震え、廉瓜のお腹目掛けてロープを放ってきた。
「私の誘いを断ってんじゃないわよ!!」
廉瓜はそのロープを斬らずに掴み、黒紫色の霧を辺りに出す。
『これは!?』
「な、何だこの霧!?」
【そこか】
霧でオカキの位置を捉えると、ロープを強く引っぱって姫美ちゃんごと釣り上げ、そのままオカキにぶつけた。
「「ぶへ/ぎゃっ!!」」
さらにもう1つ感じ取った気配に廉瓜は小刀を投げ、華蓮の足元に近付こうとしていたヌルヌトンに突き刺した。
「ぎゃあああ!!」
『Σきゃあああ!いつの間に!?』
【言ったはずだ。ソイツらに指一本触れさせないと】
ヌルヌトンに駆け出し、小刀を抜いた瞬間蹴り飛ばし、オカキ達にぶつけた。
その際オカキとヌルヌトンの唇が重なり、2人共吐いた。
「「ぉええええ!!」」
『…すごい…。3人相手に1人で圧倒してる!!
ビュティちゃん、あの人…いつもああなの?』
「うん。華蓮ちゃんがピンチの時に、華蓮ちゃんと入れ替わって戦っているんだよ」
『……何で…、何であの人…あたしには戦わせてくれないんだろ…。あたしだってビュティちゃんや皆を守りたいのに…一緒に戦いたいのに…あたしじゃ、頼り無いからなのかな?』
「…それは違うよ。廉瓜さんが華蓮ちゃんの代わりに戦っているのは、華蓮ちゃんの事が大事だからだよ」
_