奥義20 裏マルハーゲ帝国―前編―
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「戦いはどうなった?」
『それは…』
「オレの両指が制したぜ」
「『ウソつけ!!』」
カンチョー君の捏造にツッコむ華蓮とビュティ。
次の階に移動しようと歩を進めようとしたその時、城全体が突如大きく揺れだした。
「何だ!?」
『Σきゃ!』
華蓮のバランスが崩れ、しかし倒れそうになったのをハレクラニが咄嗟に腕を伸ばして華蓮の手を掴んだ。
上から大きな物音が聞こえ、揺れが徐々に収まり止まった。
「(…何故私はこの女の手を…?)」
『ぁ、ありがとうございます。ハレクラニ…さん』
ぎこちないが、はにかむ華蓮の微笑に思わずドキッと胸が高鳴った。
凝視するように見るハレクラニに華蓮は手を離してもらいたいのになかなか離してもらえず困る。
そこへ
「「「ダーリーーン♥️」」」
「ふごっ!!!」
『Σわっ!?』
女装した3バカがハレクラニにタックルをかますように抱き付いてきた。
そのおかげで華蓮は解放されたが。
「ダーリン!元に戻って良かったわ!!」
「勘違いしないでね!心配してたとか、全然してないからね!!」
「疲れたでしょ?ところてんご飯にする?ところてん風呂にする?それとも
「キサマら離れろ!!💢」
ギャーギャー騒ぐ彼らにどうしようか悩むと、カンチョー君が「行くぞお前達!」と言うと、3バカは離れてカンチョー君に続く。
「まったく、アイツら…」
「…ハレクラニ、お前…」
「何だ?」
「…いや、何でもねぇ」
あの女に落ちたろ?と言おうとしたが止めた。
何故かはOVER自身知らない。
次のステージへと上がっていく華蓮達。
ついたそこは子供の遊び場のような所だった。
「ここは?」
「誰もいないぞ?」
『敵はどこに…』
―サワ
『Σ!! きゃあああああ!!!』
―バキッ
「ぶっ!??」
お尻を触られ、華蓮は後ろにいたハンペンにグーパンチした。
「どうした華蓮!?」
『ハンペンさん今お尻触ったでしょ!!』
「Σは!?わしはそんなことしてな…」
「この食い損ないがーーー!!!💢 ピクニック気分だからって浮かれてるんじゃねぇーぞ!!!」
「ぎゃああーーー無実だーーー!!!」
焚き火を炊いてハンペンを焼こうとするボーボボ達。
「おやびん、あのハンペンオレの鍵で「きゃああああ!!!」Σぶほ!??」
首領パッチに話し掛けていた破天荒はいきなりビュティに頬をひっぱたかれた。
「破天荒さん私のお尻触ったでしょ!!」
「Σはあ!?触ってねぇ!!」
「今度はテメーか破天荒!!」
「ヒドイわ破天荒!!私というものがありながらこんな小娘を!」
「誤解ですおやびん!!!」
_