奥義19 新皇帝決定戦―後編―
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そんなヘッポコ丸にビュティに扮した首領パッチが関節技を決めてビュティを怒らせた。
「フッ…闇拳は闇世界でのみ修得できる暗殺拳。その破壊力は真拳の3倍!格が違うのだよ」
『そんな…!!』
「ザコに用はない。我らの目的は生け贄であるアフロと女のみ!喰らえ3袋闇拳奥義「カッポンさん」!!!」
「ぐおっ!!こ…これが闇拳の力…………」
袋がボーボボに攻撃し、するとボーボボは手首と足首からいくつもの噴射機を出して自ら吹っ飛んだ。
「すげえパワーだーー!!!!」
『何で自分から飛んでった!?』
2ぶくろは、攻撃をやめてほしければレムとボーボボを差し出せと言う。
レムは自分が行けばこの場はおさまると考える。
そんなレムの考えを悟ったのか、ハンペンがレムに変装し進んで行った。
絶対にバレると信じる華蓮とビュティ。しかしなんとまかり通った。
2ぶくろはボーボボも早く差し出せと攻撃を続ける。
「さぁ、早くしろ、オレ様は気が短いんだーーーーーーーーー!!!」
【あの時計盤…数字のところが全て埋まったら大変な事が起こるぞ】
『お、起こるって何が?』
【さぁな…ただ、ロクでもない事は確かだ】
『どっちにしても早く止めなきゃ!』
「そこまでだ!!」
『! この声は』
空の向こうから、聞き覚えのある声が聞こえ顔を上げる。
『ボーボボ!』
だが飛んできたのは大帝ロボ王ゴーザイオーだった。
『ロボットがやって来たーー!!!!なぜに?』
さらにハンペンの変装がバレてしまい、2ぶくろが怒った。
「おのれぇーーー地上人ごときがオレ様をコケにしやがって許さんぞーー!!!生け贄以外皆殺しだーーーー!!!
3袋闇拳超奥義「怒袋DX」!!!!」
―ズガガガガガガ
「「ぎゃああああああ!」」
無数のトゲ槍が華蓮達を襲う。
『全然止まない!!』
「きゃあああボーボボ助けてーーー!!」
『ボーボボ!!』
「死ね死ねーーーーーーー!!」
〔……68〕
「あ?」
〔……68……キサマが壊したスーパーの数だ〕
すると空から全日本のスーパーの魂が飛んできて、ロボに直撃する。
全日本の5634店舗の全てのスーパーの無限の力を借りて、今こそ、
「スーパーボーボボ見参」
「出たーーースーパーボーボボだ!!!」
『何だろ…凄まじいオーラを感じる!!』
「出ました必勝のこのポーズ!!」
「左腕登場で確変確定!!」
『(そうなんだ)』
「何、希望持ってんだゴミ共!そんなザコアフロに…。さっさと生け贄として出頭しろ」
「おいバカ袋、オレを生け贄にしたいようだが、テメーごときじゃムリだ。ちなみにレムもやらん」
「誰に口きいてんだコラ、殺すぞ」
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