奥義19 新皇帝決定戦―後編―
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「やっぱムリっスよねーーーー」
「当然♪当然♪」
ボーボボが3ぶくろの1人おやじ袋の口を開け、息を大きく吸い込み、そして
「やってみねーーとわかんねーーーだろがーーーー!!!!」
大声を出し、破裂させた。
「おやじ袋ーーーー!!!」
「破裂した!!」
『ボーボボ…!』
「ボーボボさん、もう日が沈むまで時間がない、城が閉まります」
「ヘッポコ丸、先に城に入ってろ。オレはこいつらをぶっつぶしてから行く!!」
ボーボボの本気にいつもより頼もしく感じる。
「城に入る前に、この袋共をぶっつぶす」
「うっせーぞバカ!!おやじ袋の葬儀中だ!!」
戦いをそっちのけにして、息子袋達がおやじ袋の葬儀をしていた。
そこにはいろんな袋が集まっていて、涙を流す者や
「てか、この袋裏マルハーゲ四天王って言ってるけど、あのハロンオニってチビの仲間か?」
「じゃね」
「Σ何!?キサマらハロンオニに会ったのか?」
天の助と首領パッチの会話に反応し、思わずおやじ袋を棺から落としてしまった。
「ああ…さっきオレらが倒したぜ」
さらに信じられない言葉に、持ってた花瓶を落とした。
ボーボボの活躍に表情を明るくさせるレムの前に首領パッチが倒したのは自分だと指した。
「バカ共が、浮かれるなよ!ハロンオニは我ら裏四天王の中ではパシリだった男、真拳に勝る闇拳を見せてやるチューー!!」
『真拳に勝る闇拳…。
(あのハロンオニみたいな恐ろしいものに違いない!)』
3ぶくろならぬ2ぶくろが額に「お楽しみ」のラベルを貼り、奥義を発動した。
「3袋闇拳奥義「お楽しみ袋」!!!」
「中身は何かな♪」
「Σ何コレ!?」
『Σ思ってたのと違った!!』
「バカめオレ達は大人なんだ!!そんな袋の中身など興味はないぜ…出直してきな!!!」
大人の装いをするが、慎重に中身を探ろうとする3バカ。
「Σメチャクチャ興味津々だーーー!!!」
「もう我慢できない!」
「あ!ズルイ!」
首領パッチが袋の1つをがばっと開けた。
途端、その中から幾つもの爆弾が発射し、地上に降り注ぐ。
「ハッハー、ハズレ♪袋の中身は地上爆弾でしたーー。
ただ今地球は崩壊中♪開けたお前らが悪いんだぜーー♪」
「こんな袋が地球をぉおーーーー!?」
「きゃあああ誰か止めてーーーーー!」
「やめろテメー!」
「3袋闇拳奥義「当たり棒」!!!」
―ドゴ
「ごはっ!!!」
もう1つの袋が自ら口を開き、当たり棒でヘッポコ丸の腹を殴る。
あまりの力にヘッポコ丸は倒れた。
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