奥義19 新皇帝決定戦―後編―
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途中毛狩り隊達を蹴散らし、バッチを手に入れながら山頂のマルハーゲ城を目指す。
「走れーー走れーー!」
『…ボーボボ、ほどほどにしてあげてね』
「恐ろしい程貯まったね、バッチ」
『うん。これだけあれば入城出来るね』
「安心するのはまだ早いぞビュティ、華蓮ー!このバッチ集めなどただの前座…。マルハーゲ城の中こそが真の頂上決戦の舞台だ!!オレはこの大会で永きに渡ったオレとツルリーナ4世との因縁に決着をつける!!!」
最終決戦なボーボボの語りに首領パッチと天の助と田楽マンがコミックスを読み直そうとするが、全く別のコミックスだった。
そうこうしてる間に日が暮れ始めてきた。
「あ!日が暮れて来たよ」
『まずいよ急がなきゃ!』
「ダメだこれ以上スピードが出ない!なぜだ?」
「やはりわしが重量オーバーだったか…」
「ハンペン!!お前いたの!?」
『いつの間にそこに!?』
ソリの裏側、そこにハンペンが貼りついていた。
するとハンペンも犬セットを身に付けだした。
「申し訳なかった!!代わりにわしが動力源になってやろう!!!」
「(このハンペン、ひょっとして仲間になりたいんじゃ…)」
『(素直に仲間に入れてって言えばいいのに…)』
「ハンペンごときの力など借りねーぞ!!💢」
ボーボボも犬セットを身に付け、一緒になって走り出した。
もの凄いスピードで走っていき、壁に激突して止まった。
「イテテ」
『みんな、大丈夫?』
「何とか…ん?」
顔を上げて見れば、立派な城にその門前に大勢の毛狩り隊員達が並んでいた。
「つ…着いた!これがマルハーゲ城!!」
「すごい数の毛狩り隊だ!!」
『(……何、この嫌な感じ?)』
ボーボボ達の方に振り向けば何故か固形バターになっていた。
隊員の1人がバッチを見せろと言えば華蓮達が大量のバッチを見せる。
が、ハンペンがバッチを1つも持ってなく、こそこそと入ろうとすれば止められ、ハンペンバッチを見せるが当然却下された。
ビュティと華蓮がバッチをあげようと言うが、ボーボボが絶対にやらないと断固拒否。
項垂れるハンペンに天の助と田楽マンが嘲笑って入城しようとするが、立て札に「ところ天の助および田楽マンはこれより先の立ち入りを無条件で禁止する」と書かれてショックを受けた。
「ククク…ボーボボよ、1ついいことを教えてやろう。お前達がここに来るまでにすでに15名の猛者達がこの城に集結している。この城に入る期限は今日の日没まで…キサマらが最後だ!行って殺されてきな」
『(あんなにたくさんいたのにたった15人しかいないなんて…!!
本当にこの先は、頂上決戦だ!!)』
「上等だ!この戦いオレ達が勝ち残る!!!さあオレ達も城に入るぜ!!
それじゃあみんな列つくってーー」
「「「ハーーイ」」」
添乗員に着替えたボーボボは「お城見学ツアー」の旗を持ち、旅行気分の首領パッチ達に声かけをする。
「『Σうわっ台無しだ!!』」
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