奥義19 新皇帝決定戦―後編―
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『ビュティちゃん、あたし達も下に降りよう』
「うん」
ハロンオニ2が構え、怒んパッチが走り出す。
その速さにボーボボさえ驚愕する。
が!なんとハロンオニ2の一撃を受け、呆気無く倒れた。
あまりの期待外れに全員さらに驚愕した。
「弱えーーー!!!!あの変な首領パッチ全然弱ぇーーーー!!!!」
『何で!?何かいけそうな雰囲気だったのに!?』
「ダメだ!怒りのパワーが足りないんだ!!!」
『怒りのパワー?』
ハロンオニ2がトドメを刺そうと剣先を怒んパッチに向ける。
すると怒んパッチが彼の足を掴みおもむろに語り出した。
3年前、ヤッ君と一緒にハンバーガーショップに行き、そこでオリジナルフィギュアに瞳を奪われたと言う。
「だからどうしたーーーーーーー?」
ハロンオニが突き刺す。
しかし怒んパッチがすぐに躱した。
姿形が変わって。
「だからかわせる」
「怒んパッチの形が変わった!!」
『どういうこと!?』
「「怒んパッチモード」になったおやびんは過去の自分に激怒することによってどんどんパワーアップするんだ!!」
「いける!おやびんの過去は怒りパワーの宝庫だぜ!!!」
「首領パッチ君の過去!?すごく気になる」
「うおおおおーーオレには昔、共に修業をした1人の友がいたーーーー!!」
首領パッチソードで戦いながら語り出す。
10年前、友との勝負がつかず、5年後決着しようという約束をした。
その5年後、修業を詰んだ2人は再び決着をつけようとする。
「またせたな」
「来たな、さあ5年越しの決着をつけようぜ…
ビュティよ」
「ああ」
「Σええっ、私だったの!!?」
『Σうそ!?ビュティちゃん!!』
「いやウソウソウソ!この過去ウソですよ!!華蓮ちゃん信じないで!!」
「あの時オレは内心ビビっていた…情けねえ…」
怒んパッチの雰囲気がまた一段と上がった。
「Σちょ、何勝手にパワーアップしてんだよ!?デマじゃん今の!!!」
怒んパッチはタケノコソードを手にハロンオニ2に大ダメージを与える。
とどめを刺そうと振り返る。
しかし突如地面からボーボボが現れた。
「まだだーー!!」
「Σ何!?」
『Σボーボボ!?』
「オレの
子供の頃、ネコに国語を教わった。
「そんな自分にムカっぱらーーー!!!」
―ドゴ
『Σ何邪魔してるのーーー!?』
怒んパッチを殴ったボーボボに天の助と田楽マンが取り押さえる。
どうやら彼は怒んパッチが目立つのが嫌だそうだ。
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