奥義19 新皇帝決定戦―後編―
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「押忍、ハンペン!!!」
『(あのハンペン、また強くなってる)』
「ハンペン…お前、共に戦ってくれるのか…」
「勘違いするな。わしはただ強者と戦いたいだけだ」
「よくスリムに一撃与えられたな。ほうびにオレが何者か教えてやる。
オレは闇より全人類抹殺の命を受けて来た闇戦士、裏マルハーゲ四天王が1人ハロンオニ」
『裏マルハーゲ…!?何それ、何でそんなヤツがこの大会に?』
「何でもいい…ヘッポコ丸は元に戻してもらうぞ」
「覇者の血がたぎるのう」
「ちょっとアンタ達!うるさくて子供が寝つけないでしょ!!」
パチ美(首領パッチ)と父親(田楽マン)がヘッポコ丸の鼻の中に居座り子供(やっくん)を寝かせようとしている。
「出ろ!!」
『(…何でみんな、疑問に思わないんだろ?)』
ボーボボとハンペンがハロンオニは自分が倒すと対抗意識を燃やしたり、首領パッチと天の助がヘッポコ丸の口の中で土産屋を出したり、田楽マンがノドチンコをサンドバッグ代わりにして、当然3人共吐き出された。
「いけスリム」
「ブヒーー!」
『今度は両腕が大きくなった!!』
「来る!!」
「よし!ここはオレが!」
「いや、わしが!」
「オレだ!」
「わしだ!」
「おれ!」
「わし!」
「じゃ任せた!!」
「ぶ!!」
『任せるんかい!!』
「ハンペンさーーん!!」
ボーボボがハンペンをガードに使った。
しかし無事である。
だが、
「ソード闇拳奥義「ナパーム」!!!」
―ボッ
「何!!?」
スリムの体を貫いて剣が飛んできた。
ボーボボは首領パッチと天の助を盾に、ハンペンは受け身を取って逃れた。
スリムは破裂した。
「ち…外したか」
「くっ…今の剣はキサマの仕業か!!」
「使えねーデブを、うまく使っただけだ」
『仲間を見捨てるなんて…サイテー!』
「外道が!ヘッポコ丸毛を借りるぞ!!」
「え?」
「鼻毛真拳奥義「毛あやつりの術」!!!!」
ボーボボが笛を吹けばヘッポコ丸の髪がうねうねと動き出した。
この奥義でハロンオニに攻撃を仕掛ける。
しかしハンペンが毛にのり先を越そうとする。
そこへ「食品代表」と書かれたたすきと鉢巻きを巻いた天の助が対抗してきた。
ハロンオニが攻撃を仕掛け、ハンペンは拳で弾き、天の助はスパスパと切れるがセロハンテープでとめた。
さらに天の助はハンペンの身動きを押さえた。
「おさえたぞ敵さん!!今だ殺れーーーー!!!」
「Σぬ?」
『ちょっと!争ってる場合じゃないよ!!』
「ソード闇拳奥義「ビッグ・バン」!!!!」
「ハンペン受け身!!」
「ぶ!!!」
ハロンオニの攻撃をハンペンがギリギリで躱し、天の助が直撃してバラバラになった。
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