奥義18 新皇帝決定戦―前編―
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ねんちゃくが暫く動けないその間に華蓮は未だ溶けた状態のボーボボ達に近付き膝を付く。
『ボーボボ!』
「華蓮…。なぜお前がここにいるんだ?ここは危険な場所だ!今すぐここから離れるんだ!」
『イヤだっ!!!あたしは、みんなと離れたくないからここに来たの!!みんなの力になりたいの!!例え足手まといになろうとも、あたしは…
みんなと一緒にいたいのっ!!!』
「…華蓮…」
華蓮の気持ちにボーボボは胸を打たれ何も言えなかった。
そしてそれはビュティ達も同じだった。
「…ボーボボ、あの時は納得しちゃったけど、やっぱり華蓮ちゃんも私達の仲間なんだから仲間外れはダメだよ。それに、私も華蓮ちゃんと一緒にいたい」
『ビュティちゃん』
「ボーボボさん!華蓮もビュティも俺が護ります!だから華蓮も一緒にいさせて下さい!!」
『へっくん』
「……そうだな。すまない華蓮。お前の気持ちも考えず勝手なことをして」
『じゃあ』
「華蓮、これからも俺達と一緒にいてくれるか?」
『もちろん!』
「よかったね!華蓮ちゃん」
『うん!』
笑顔で応える華蓮。
和気あいあいな雰囲気な中、大きな怒声でかき消された。
「お前ら、俺のこと忘れてんじゃねぇぞ!!!」
「「「「「『あ、忘れてた』」」」」」
「ぅおい!!!💢」
まだねんちゃくは倒されてないし、ボーボボ達も未だ溶けた状態のままだ。
「まあどちらにせよ状況は変わりねぇ、ソイツらはあと少しで溶けて死ぬ」
『させない。アンタを倒してみんなを元に戻す!』
「待て華蓮!オレ達はこの程度でやられたりはしない。オレ達はまだ生きてるぜ」
『ボーボ…』
振り返り、言葉が途切れた。
見たものはボーボボ・首領パッチ・天の助がくっついたなんとも言えない生物だった。
「ΣΣきゃあああああ変な生き物出たーーー!!! (泣)」
『ΣΣ何コレーーー!!!?』
「な?コイツら融合したのか!?」
「………オレ達は、くっついたんだ」
「(Σそーなんだ!!)」
『戦えるの?その状態で大丈夫なの!?』
「ああ、安心して見てな華蓮。次はこちらからいくぞ…ハアアア」
構え、オーラを出す。
そして
「幻のチェーンソー真拳!!チェーンソー真拳!!チェーンソー真拳!!」
―ズバババ
「ぐばあああ!!」
「チェーンソー真拳!!?」
チェーンソーを取り出しねんちゃくを斬り付けた。
そのチェーンソーは実は首領パッチだった。
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